2015年06月24日

拉致監禁問題の今年 (2015年) 後半の動き

更新が滞っていて申し訳ありません。

時間はあったのですが、個人的に、いろんなことがあり、バタバタとしているうち、あっという間に時間が過ぎてしまいました。そのいろんな事も、なんとか落ち着きつつあり、平静を取り戻しつつあります。

1ヶ月以上、ブログの更新が空いたので、拉致監禁問題をめぐる、最近の状況、近い将来起こりうる事柄をまとめてみたいと思います。(自分の頭の中を整理する意味でも・・・)

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posted by 管理人:Yoshi at 20:43| Comment(1) | TrackBack(0) | ★管理人挨拶/コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月28日

第一位:2014年の拉致監禁トップ10ニュース

私の勝手な判断であるが、2014年の拉致監禁に関する出来事の中から、トップ10ニュースを紹介している。実際には、10個ではなく、6個になってしまったが・・・ 6位から、2位までは次の通りすでに発表した。きょうは、第一位の発表。

第6位:
全国弁連 新喜劇スタートか?

第5位:
後藤徹氏の民事裁判、第一審判決

第4位:
石橋正人君、いまだに監禁中

第3位:
国連・自由権規約人権委員会 日本への勧告に拉致監禁問題を含める

第2位:
後藤徹氏の民事裁判、控訴審判決



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2015年02月23日

第二位:2014年の拉致監禁トップ10ニュース

もう、二月も終わろうとしているが、2014年の話題である。2014年の拉致監禁に関するトップ10のニュースを扱っているが、きょうは、第二位の発表である。

第二位の発表だけでは、すぐに終わってしまうので、拉致監禁問題をなくしていくことに対し、積極的な活動を行った団体二つを紹介したいと思う。

Sunflower blooming 2015 01.jpg
Blooming Sunflower 2015 02

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2015年02月20日

2014年の拉致監禁トップ10ニュース

この記事は、2014年の12月末に、書こうと思っていた記事だが、その後、時を失してしまった。ちょっと、遅くなったが、私自身も、長い休みから、拉致監禁モードに戻る必要もあり、この記事をアップさせて頂く。

2014年の拉致監禁に関するトップ10のニュースと思ったが、実際は、ここに取り上げるようなニュースは10個もなく、6個になってしまった。選んだ基準は、拉致監禁問題を消滅させていく上で重要な事件、またはそれに逆行するような事件を選んだ。

では第6位からの発表。
第6位:
全国弁連 新喜劇スタートか?

第5位:
後藤徹氏の民事裁判、第一審判決

第4位:
石橋正人君、いまだに監禁中

第3位:
国連・自由権規約人権委員会 日本への勧告に拉致監禁問題を含める


以下、その説明。

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2014年04月19日

更新が滞り、申し訳ありません。

皆様、こんにちは。

ちょっと、更新が滞っていて申しわけありません。

今年のはじまから、まるで「厄年ではないか?」と思うくらい、いろんな事がおき、落ち着かない日々が続き、そして、私の、怠け癖も出てしまい、このブログの更新が、ちょっと滞っておりました。今、こちらは、イースターの4連休で、4月下旬より、またブログの更新をしていきたいと思っています。

20140129 Mt Fuji.jpg
写真:後藤裁判の判決(2014-01-28)の翌日に、田舎に向かう途中、新幹線車窓より。
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2011年05月06日

3週間の日本滞在を終えて

3週間ほど、日本に居た。今週はじめ、オーストラリアに戻って来た。

日本滞在の3週間の間、できるだけ多くの拉致監禁問題に関わっている人々に、面会を求めた。約20名くらいだった。これらの人々は、立場の違いはあれど、拉致監禁反対の人々だった。

一方の人々だけに面会しても、不公平なので、保護説得をしているという牧師にも会いに行ってきた。

私の地元、岡山には、有名なT牧師がいらっしゃる。正確にはT牧師の教会は、倉敷市にある。岡山から瀬戸大橋線で四国に向けて、20分くらいのところに茶屋町という小さな町がある。ある水曜日の朝、その町の、T牧師を訪ねてみた。失礼だったかもしれないが、電話でのアポはなく、いきなりの訪問だった。駅から、T牧師の教会までは歩いて10分くらいだった。

私の目的は、何か論議をふっかけようとか、そんなことではなく、私の誠意をもって、私の考えていることを説明したかったし、T牧師が保護説得に対して、どのように感じていらっしゃるのか知りたかったからである。

T牧師の教会の前には、片側1車線の、田舎でよく見るような道が通っていて、その向こうには、道路と平行して小川(と、いうか多分、農業用水)が流れていた。教会の周辺の道路に沿って、薬屋とか、パン屋とかあり、教会は、その道から30メートルくらい奥まったところにあった。

ベルを2回ほど押した。中から、男性が出て来た。

「T牧師でいらっしゃいますか?」「はい、私ですが。」

「はじめまして。電話してくればよかったんですけど、いきなりで申し訳ありません。私、xxと申しまして、元、統一教会員です。もう、それも、20年以上前の事ですけど。実は、T牧師は、カルト問題に詳しいと聞いてまして、いろいろとお話をお伺いしたいと思いまして・・・・」

「どうぞ、中へお入り下さい。」

と、言われ、応接間に通して頂いた。これなら、お友達になれるかもしれないと思った。もう、一度、ゆっくりと自己紹介をした。多分、私が、実家が岡山で、今はオーストラリアに20年くらい住んでいることも言ったと思う。で、牧師に問いかけた。

「ところで、牧師、統一教会員に対する保護説得という言葉をよく聞くんですが、保護説得というのは、本当に行われているんですか?」 その後、ちょっと、沈黙があったような気がするが・・・
「あなたが、どういう立場の人か、わからないので、お話しすることはできません。」

「いやー、あのう、私は、元統一教会員で、現在は、統一教会とは一切関係はなく、私にとっては、その教会のことはどうでもいいことなんです。ただ、最近、インターネットを通じて、統一教会員に対しての保護説得が行われているということを読んだりして、私は、保護説得は人権侵害ではないかと思うようになりました。」

「そういう事でしたら、お話しできません。お帰り下さい。」

「東京で、後藤さんという人が、10年以上、監禁されていたという事なんですが、本当ですか?」

「後藤さんは、私とは関係がありません。お帰り下さい。」

「そうですか、それは、残念です。せっかく、いいお友達になれると思ったんですけど・・・」  と言って、応接間を出て、靴をはいて、「きょうは、本当にありがとうございました。」と、お別れをした。

牧師は、ドアの脇に立って、私の姿が見えなくなるまで、見送ってくれた。(と、いうか、もしかしたら、私が、迷子にならず、ちゃんと駅の方向に帰るように、見て下さっていたのかもしれない。)しかし、お顔を拝見だけで幸せだったのに、応接間まで上げて頂き、すごく感謝している。

拉致監禁の被害者も含めて、拉致監禁の反対運動をしている人にも、たくさんコンタクトしてみたが、皆さん、快く対応してくれ、私の失礼かもしれない質問や、昔の事を思い出させてしまうような質問にも、答えて頂いた。

今回、実際、面会できた保護説得の牧師さんは一人だけだったが、みんな、こんな感じなのだろうか? 「牧師さん、もっと話してくれてもいいんじゃない?」って思ってしまった。

東京拘置所の宇佐見さんに2回ほど、差し入れをしてきた。私の昔からの友人に会うと、だいたいこんな会話がある。「今回は、どこか行きましたか?」「えー、実は、私の知人が、東京拘置所に拘置されていて、面会に行ってきました。ストーカー容疑なんです。」で、だいたいの人は、もっと話を聞きたい様子なので、その話を、統一教会の結婚式、拉致監禁までさかのぼり、不当逮捕であると説明した。裁判とか法律に詳しい友人は、「何で、ストーカーで逮捕なの?」と聞いてきた。今後、その件がニュースで流れれば、彼らは、「あー、あの事か?」と、思ってくれるはずである。


xxx
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2011年04月22日

日本に来て思った事

今、日本にいる。花粉症の日々である。一年に2度(オーストラリアの春と日本の春)、花粉症というのも、慣れてしまえば、大したことではない。

日本に来て、拉致監禁に関して、すでにいろんな人と会った。それは、拉致監禁に反対する人たちばかりでなく、拉致監禁(保護説得)をやってきた牧師さんも含まれている。

よく聞かれる質問がある。「統一教会の会員ではないあなたが、どうして、そんな活動をしているのか?」と、いうものだ。

きょうは、私が、拉致監禁に関わるようになった大きなきっかけを作ってくれた新聞記事を紹介したいと思う。

世界日報 拉致監禁の連鎖
http://www.worldtimes.co.jp/special2/ratikankin/main.html

この私のブログに来るほとんどは、すでに、拉致監禁に反対の立場の人かもしれない。しかし、それでも、検索エンジンから、ここに、初めて来る人も多く、もしかしたら、統一教会員に対する拉致監禁/強制改宗のことなど、初めて聞く人もいるかもしれない。また、拉致監禁容認派の人たちが、読みに来ているのかもしれない。

どういう経過でここに来たとしても、私がこのような活動を始めるきっかけとなった、新聞記事をあなたに紹介したい。上記の世界日報の拉致監禁の連鎖という特集である。言うに及ばないが、世界日報は、統一教会系のメディアである。その記事の内容については、各自、検証してみて欲しい。

その方法は各自、考えてほしい。ネットだけでも、拉致監禁推進派、拉致監禁反対派のブログ、ウェブサイトがある。あなたが、もし、検索エンジンでここに来たのであれば、ここに来たのと同じように、検索エンジンで探せば、いっぱいでてくるはずだ。どの情報を信頼するとか、しないとかは、あなたの作業である。

私の場合と言えば、こんな感じである。昨年、2010年の2月の中旬だった。世界日報のウェブサイトで、拉致監禁の連鎖というシリーズものがすでに始まっているのに気がついた。普通、世界日報の特集記事は有料であるが、この拉致監禁の連鎖は、無料公開中だった。現在も、無料公開中である。

毎日、その記事をチェックした。その後、拉致監禁の連鎖は、小出さんの手記、菅野さんの消えた婚約者レポートへと続いていった。その頃になると、拉致監禁、統一教会、カルト問題についてのさまざまなウェブサイトを毎日のように、見て回っていた。「拉致監禁は、明らかな人権侵害である。」これが、私の結論であり、その後の私の活動へとつながって行った。しかし、この結論は、インターネット上だけの情報で得た結論だった。

私は、この3週間の日本滞在中に、拉致監禁を受けた被害者の方、拉致監禁反対の活動家/ジャーナリスト等、精力的に面会を求め、実際に会ってきた。と、同時に、保護説得をしていると報じられている牧師さんにも、面会を求めてみた。未だに、返事のない牧師さんもいるし、保護説得/拉致監禁の事になると、「その件については、お話できません。お帰りください。」という牧師さんもいた。質問にすべて答えてくれた拉致監禁反対の人々に対し、口をつぐんでしまう牧師さんたち。これは、何が真実であるか知るための私なりの検証方法であった。

もし、あなたが、このブログに初めて来て、「拉致監禁って何?」って思われた方や、今ひとつ何が起きているのか把握できてない方、是非
http://www.worldtimes.co.jp/special2/ratikankin/main.html
をクリックして、読み始めてみてほしい。拉致監禁事件に対してより興味があれば、少々の時間を費やせば、ネット上でかなりの情報が入手でき、あなたなりの結論が出せると思う。


xxx
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2010年11月04日

★新ブログ紹介

このブログを始めたのは2010年9月1日でした。2ヶ月ほど前でした。拉致監禁問題の解決のため、少しでも私のできることで、何かできればと、ひらめいたのがこのブログ(英語記事の日本語訳)でした。

英語の記事を訳しながら、「欧米の活動家が(人権活動家、宗教指導者、政治家、統一教会の人たち等々)、たとえば、米本さんのブログで書かれている拉致監禁の詳細をもっと知って拉致監禁の隠された事実(後遺症とか、家族関係の破壊とか)を知れば、もっとより真剣に動いてくれるのではないだろうか?」と、思うようになりました。

現在、英語で情報を提供しているのは、アメリカ統一教会やその関連団体ICRF、StopJapanAbduction.com, ACLC、そして日本からは、統一教会のウェブサイトにリンクのある「全国・拉致監禁 強制改宗被害者の会」等々です。それだけでも、かなりの量ですが、欧米の活動家にとって、情報源は多いに超したことはありません。

そこで、11月1日より、拉致監禁情報を世界に伝えるため、私の、もう一つのブログ Human Rights Violations in Japan を開始いたしました。

http://humanrightslink.blogspot.com/

このサイトは、英語圏の人を対象としてますので、英語のみです。

私の日本語のブログは、ある英語記事の和訳という形をとっています。しかし、この英語のブログは一つの記事の単なる英訳ではなくて、一つのトピックに対し、いろんな情報を集めて、自分自身で理解した事を、短めにわかりやすく書くつもりです。その方が、説得力と親近感が出てくると思います。私の英語の間違いはいっぱいあるかと思いますが、内容は伝わると思います。

今は、まだ、始めたばかりで、記事は3本しかありません。ここ最近は、2回にわたって、現在監禁中のNKさん(菅野江里子さんのフィアンセ)の拉致監禁事件について書きました。米本さんのブログ、世界日報の記事、SBSの番組を参考にしました。


もし、身近に、英語のできる外国人や、外国人とコンタクトのあるお友達等、いらっしゃいましたら、是非、紹介して下さい。

これからは、二つのブログを掛け持ちとなります。2倍になっても、時間が2倍かかるわけではありません。相乗効果もあり、楽しくやっています。両方のブログ、これからもよろしくお願い致します。
Yoshi
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2010年10月08日

★日本が韓国に負けた日 The Day when Japan was defeated by Korea.

きょうも、私(ここの管理人 = Yoshi)のコメントです。きょうは、日本語でのコメントに、なんと英文も付いてます。

昨日から、SBSの放映を、何回も見ました。何回見ても、韓国語は分らないが、それでも、時々の日本語、日本語での看板とか、それなりに、今、何が起きているのかくらいは理解できました。きょうの記事は、そのSBSの放映を見ながら、私の感じたことを書きます。


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日本が韓国に負けた日
The day when Japan was defeated by Korea

2010年8月5日に、日本の外国人記者クラブに於いて、統一教会員への拉致監禁事件についての記者会見が行われた。その中で、元ボスニア首相であるムラトビッチ氏が、重大な人権問題を報道しない日本のメディアに対して、「メディアのすべきことは、判断することではなく情報を伝えることだ。」と痛烈に批判した。(記者会見のレポート

A press conference was held at the Foreign Correspondents Club of Japan on 5 Aug 2010. The topic was human rights violations issue in relating to the deprogramming of Unification Church members. Dr Muratovic, Former Prime Minister of Bosnia critisised Japanease media who don’t report the human rights abuses. He said “Media’s responsibility is to report, not to judge.”

10月6日夜、韓国SBSが、1時間の特集番組「統一教会拉致監禁事件 – きよみ13年ぶり帰郷」を放映した。私は、韓国語はわからないが、画面から理解できることもある。韓国で暮らすきよみさん(ご主人は韓国人)の13年ぶりの親子対面を追いながらで、きよみさんの体験した強制改宗・拉致監禁の問題に踏み込んでいくという展開である。きよみさんは、統一教会信者であり、教会の結婚で韓国にわたった。そして日本では拉致監禁を受けた体験者である。

A Korean TV station, SBS broadcasted 1 hour special program, “Kidnapping/Confinement of Unification Church Member – Kiyomi’s homecoming after 13 years” a couple of days ago. Kiyomi is a Japanese unification church member who married a Korean man by the church’s wedding. Kiyomi was kidnapped and confined to an apartment room against her will by her parents in an attempt to break her faith.

SBSは、日本国内で関係者に取材をしている。拉致問題に反対してしているグループからも、拉致監禁をすすめてきた人たちへの取材も試みている。反統一教会側の牧師にもインタビューを行っている。拉致監禁被害者のPTSDによる、アトピー性皮膚炎の写真を見せられると、牧師の様子が急変し、「ここは放送しないで欲しんですよね。」と言って画面から消えた。

SBS interviewed both groups in Japan, and also reported the church’s controversial business technique. SBS interviewed a Christian minister who oppose the unification church. The minister suddenly disappeared from the screen after he was shown a photo of someone with sever skin rash by saying “I want you not to broadcast this part.” It seems the person in the photo suffer PTSD (Posttraumatic Stress Disorder) after the deprogramming process.

日本のメディアがやらなかった事を、韓国のメディアSBSがやってしまった。日本のメディアにとっては大恥である。「メディアのすべきことは、判断することではなく、情報を伝えることだ。」というムラトビッチ氏の言葉を忠実に行ったのは、日本ではなく韓国のメディアだった。

Dr. Muratovic said , “Media’s responsibility is to report, not to judge”. Korean media did it – not Japan’s. It’s extremely shameful for Japanese media. The topic is the human rights issue in Japan, not in Korea.

2010年10月6日、日本のメディアは、情報を伝えるという点において、韓国のメディアに、完全に敗北した。日本のメディアは、それにも、まだ気が付いていないかもしれないが・・・

On 6 Oct 2010, Japanese media was completely defeated by Korean media in a war to report truth. Japanese media even may not have noticed it yet …
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2010年10月06日

★きょうは管理人が語ります。

管理人の独り言
記事の訳だけしていて、ちょっと退屈してきました。きょうは、すべて私の文章で、私の思っていることを、思いっきり書きます。書き出すと止まらない悪い癖があります。ちょっと、長くなるかもしれません。今夜、韓国のSBS(テレビ)で、「拉致監禁を追う」という特別番組(1時間)が放映されるとの事です。その、テレビ放映がある前に、書いておきたいのです。これから長く、この拉致監禁の人権問題を扱っていく上で、私にとっても、大切だと思うからで、今、感じていること・考えていることを残しておきたいのです。

私は、元統一教会員です
教会の活動を行ったのは、18才から約10年です。1977年から4年間は学生として、その後、4年間は東京で、そして、確か25才の頃、ニューヨークに渡りました。アメリカ滞在中に、「アメリカ滞在のビザのはっきりしない者はアメリカを出るように!」との、指示がありました。私の教会の仕事上のボスは、「アメリカを出てくれたら何をしてくれてもいいから」と、えらく、理解のあることを言ってくれました。そこで、私は、「これからは、統一教会の世話にならず、自分で生きていこう。」と、密かに決意し、完全に教会の仕事は辞めて、一般の仕事を見つけ、新しい人生のためお金を貯め始めました。多分、1988年の始め頃だったと思います。88年の暮れには、長男がニューヨークで生まれました。(奥さんはオーストラリア人です。)

そして、1989年にオーストラリアに移住してきました。落ち着いた先は、豪州大陸ではなくて、その下にある小さな島、タスマニア島(面積は北海道と同じくらい)でした。奥さんの家族がいたからです。統一教会なんてないし、だいたい日本人が同じ都市に数名しかいなくて、教会の世話にならず生きていくと決意した私にとっては、いいトレーニングの場所ともなりました。

1992年、メルボルンに移動し、現在に至っています。別に、統一教会に離教届けを出しているわけではありませんが、教会にも行かず、日曜日の献金もせず、統一教会員がしないといけないであろう信仰生活もしていません。もう、これが20年くらい続いています。メルボルンでは、仕事、趣味、スポーツ等で、たくさんの日本人たちとも交流がありますが、私が若い頃、統一教会にいたということは誰も知らないし、あえて言う理由もありませんでした。

自分の過去を明かすのか、明かさないのか?
今年(2010年)の始め、統一教会の拉致・監禁問題をインターネットを通じて知るようになり、そしてその解決のために、「自分で何かできることはないか」と考えるようになりました。そして、まず、思いついたのがこのブログを始める事でした。一つ、深刻な問題がありました。自分の過去を明かすのか、明かさないのか・・・ということです。ブログで出会うかもしれない人々は、直接に会ったこともない人たちで、そんなに気にしなくてもいいのかもしれません。明かしても、私が特定されることはほぼありません。3日ほど悩み、明かすことを決意し、9月の始め、ブログを始めました。やはり、特にこの拉致・監禁問題を扱うためには、自分の過去の事実にも、忠実であるべきと思ったからです。

今朝の事ですが、私の愛読しているブログ「反カルトからの自由」の管理人でいらっしゃる早川氏の記事を読みました。私のような立場でも「元教会員」と発表することは、私なりに勇気のいることでした。早川氏の場合、尊敬する「心の師」にカミングアウトしないといけないというのは、私のとは比較になりません。早川氏の勇気と行動に敬意を表します。

なぜ、私が、統一教会の拉致・監禁問題を扱うのか?
それは簡単です。人権侵害問題だからです。統一教会を擁護するためではありません。

人権侵害問題はたくさんあるのに、なぜ統一教会の問題を?
これは、私の過去に影響があると思います。統一教会にいた10年間は、別に人に強制されたわけでなく、誰かにだまされたわけでなく、自分の自由意志で決めた10年間です。楽しいこともあったし、勉強になったこともあります。だいたい、もし、その10年がなかったら、私が、今、海外にいるなんて事は不可能な事です。多くの場合、いわゆる人権活動家は、身近な事件を教訓に、運動に参加します。(私の事を、人権活動家と呼ぶには、あまりにも、まだ未熟ですけど・・・)

ある弁護士の見解
先日、記事を訳している時、ある弁護士が、「統一教会が拉致監禁を持ち出したのは、教会に対する霊感商法の調査の矛先を、拉致監禁へと変えさせるためだ。」と発言していました。

私は、統一教会の動機は知りません。しかし、私が、この拉致監禁を知ったのは、日本の統一教会のウェブサイトです。統一教会がこの拉致監禁問題を真剣に取り上げ始めたからです。統一教会は、もっともっと、拉致監禁情報をオープンにすべきです。自らの教会のメンバーが、過去40年間に4000名以上も、不法に人権侵害を受けてきたのに、最近まで、ほとんど何もしてこなかったというのは驚くべきことです。

普通、弁護士さんというのは、人権には敏感なのではないでしょうか?霊感商法を訴えたいなら、どんどんやればいい事です。そして、拉致・監禁の人権問題も、しっかりとやって頂きたい。発言からすると、拉致監禁の事実は認めていらっしゃるようですし、人権問題を切り離して考えればいいことです。もし、できないようなら、きっと何かの深い事情がおありなのでしょうか?

他にも、国会議員をされてる方の、興味深い発言がありますが、それに対するコメントは、次の機会にしたいと思います。

拉致・監禁問題の解決する日まで
最終的には、脱会した人、もとの教会に戻った人に関わらず、被害を受けた人たちの心の傷が癒される時まで続くと思います。つい、1ヶ月ほど前までは、何かしたくても、何をしてよいか分らなかった頃は、まるで、観客席から、声援を送ってたような感じです。今は、フィールドまで出てきて、何でもいいからできることを始めた状態です。

人権活動について
最近は、人権活動のためのウェブサイトもよく見ます。最近、印象を受けた内容で、「人権活動に対する心得」と、いうのを英語サイトで見つけました。

1 現実的であれ
すぐに結果がでるだろうという期待を持つな。徐々に起きる変革の本当のチャンスを逃すかもしれないよ。

2 あなたの運動に反対する人を憎むな
あなたの逆の立場にいる人たちとコミュニケーションできなければ、他の一般の人々をあなたの側に連れてくることはできない。(私の考えでは、反対する人と激しく討論するのはコミュニケーションの一つだと思います。)

3 希望を失うな
活動の最中においては、失望することも多いが、普通、時間がかかるものだ。アメリカでは女性の参政権は1700年代に運動が始まったが、実現したのは1920年だ。

最後に
今夜、韓国SBSで、「拉致監禁を追う」という特別番組が放映されます。まだ、私としては、どんな編集方針なんだろうかと、少し疑っている面もあります。拉致監禁の人権侵害にスポットをあてた番組なら、大きなインパクトがあるのは必至だと思います。そのような内容であって欲しいと切に希望致します。

いずれにしても、まだまだ、先は長いと思います。私は、私のできることを、一つづつ、やっていきたいと思います。長い文章、ここまで読んでくださった皆様に感謝いたします。


posted by 管理人:Yoshi at 22:16| Comment(2) | ★管理人挨拶/コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする