東京高裁の判決は、被告らに2200万円払えというものだった。この判決をアナウンスした反統一びとは田中清史氏(エイト君)だけだった。あとは一切沈黙。今回の上告棄却のことを報じる“正義のサイト”はないだろう。全国弁連・日本脱カルト協会・学者のホームページなどなど(確かめて!)
確認したところ、現時点(2015年10月3日)で、拉致監禁グループの中で、最高裁の上告棄却を報じているのは、やや日刊カルト新聞のエイト君の記事 「最高裁が上告棄却=“拉致監禁キャンペーン訴訟”統一教会信者の勝訴が確定 」 (2015年10月1日付) だけである。
Photo from http://dailycult.blogspot.jp/2015/10/blog-post_7.html
2014年11月東京高等裁判所前にて。一番右端が取材中のエイト君
きょうの記事は、エイト君記事への私のコメントである。
多分、待っても、他の拉致監禁容認グループは、コメントを出すことはないだろう。控訴審(高裁)判決も報じていないのだから・・・その点、エイト君は偉い。曲がりなりにも、記事にしている。
■「拉致監禁キャンペーン」 とすることにより、自らを弁護するエイト君
当ブログのカテゴリー 「拉致監禁正当化防衛理論(全8本の記事)」 で、拉致監禁グループが裁判で使ってきた防衛論をひとつずつ紹介している。その8本の記事の最初の2本が、「拉致監禁キャンペーン」 についてである。
★法廷で相手にされなかった 「拉致監禁キャンペーン」 論から引用
http://humanrightslink.seesaa.net/article/389874562.html#more
被告側(拉致監禁グループ) の主張する拉致監禁キャンペーンとは:
「拉致監禁問題は、反社会的行為に起因した刑事裁判、民事裁判により追い詰められた統一教会が、組織の引き締めをとるため、統一教会が作り出した 「キャンペーン」 であり、後藤徹氏は、そのキャンペーンのシンボルに担ぎ出された人物だ。そして、今回の裁判は、そのキャンペーンの趣旨のもと、政策的に起こされた裁判だ。」
それでは、被告の主張した 「拉致監禁キャンペーン」 は効果があったのか。(出典は、上と同じ)
判決文のどこにも、被告側の主張する「拉致監禁キャンペーン」 とか、「被害のストーリー」 を認定したり、その内容を支持する箇所はどこにも見当たらない。それは、そうだろう。裁判所にとっては、キャンペーンかどうか、ということなど、どうでもよく、不法行為があったかどうかが、最大の焦点である。裁判所は、「拉致監禁キャンペーン」 に取り合うほど、暇ではなかったようだ。
エイト君は、2015年10月1日付け記事 「最高裁が上告棄却=“拉致監禁キャンペーン訴訟”統一教会信者の勝訴が確定 」 で、次のように言っている。
統一教会が展開してきた “拉致監禁キャンペーン” 訴訟に関し、地裁判決を上回る高裁での “トンでも判決” が確定することとなった。
短いエイト君の記事の中に、「拉致監禁キャンペーン」 が2回も出てくる。記事のタイトルに1回。文中に1回である。もう、私のほうは、面倒なので、私の過去記事から再び引用させていただく。
(出典元: 法廷で相手にされなかった「拉致監禁キャンペーン」論)
エイト君をはじめ、拉致監禁グループは、バカの一つ覚えはやめて、そろそろ 「拉致監禁キャンペーン」 にサヨナラしたらどうか? 後藤徹氏の裁判は、彼が自らの意思に反して、拘束されたか、どうかが争点であって、彼の属する教団の問題点ではない。その教団の問題点は、拉致監禁問題とは、別にして、厳しく追求すればいいだけのことである。
エイト君が、後藤裁判を、統一教会の 「拉致監禁キャンペーン」 と形容する限り、彼は、真実を見ることができない。彼は、拉致監禁を誘発する弁護士の手紙を、統一教会員の両親に届けたという "実行犯" なのだから、彼は真実から目をそらせ、自らを弁護する "言葉" が必要になるのだろう。劇的なことでも起こらない限り、エイト君は、一生 「拉致監禁キャンペーン」 を使い続けるだろう。
上の段落に関する参考資料
■弁護士の手紙を配達した男
http://humanrightslink.seesaa.net/article/266473373.html
あと、エイト君の記事には、他のことも言及しているが、また場を変えて。
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