2015年03月20日

「週刊実話」後藤徹氏 直撃インタビュー(1):激やせ写真の一般的素朴な疑問

石橋正人さんの救出を求め、
署名をお願いします。

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https://www.change.org/p/%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1-%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E5%9B%A3%E4%BD%93-%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E6%AD%A3%E4%BA%BA%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%95%91%E5%87%BA%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99


『週刊実話』は、日本ジャーナル出版から刊行されている週刊誌。いわゆるグラビア・ヌードのある、男性向けゴシップ誌である。発行部数は、21万部である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B1%E5%88%8A%E5%AE%9F%E8%A9%B1
http://www.j-magazine.or.jp/data_002/m1.html

その「週刊実話」2015年2月26日号(2月12日発売)が、後藤徹氏へのインタビュー記事を4ページにわたって掲載した。今回は、そのインタビュー記事の一部を引用掲載させて頂き、私の感想とか加えたいと思う。

週間実話 キャプチャー.png
記事全文を読みたい方は、バックナンバーは以下のサイトで購入できるはずなので、取り寄せて読んで頂きたい。(他にも、興味深い記事や写真が多いとは思いますが・・・)
http://www.nihonjournal.jp/web/other/number.html

このインタビュー記事の特筆すべき点は、発行部数21万部の「週刊実話」が、後藤さんに直接にインタビューし、後藤さんの言葉をそのまま掲載しているところだ。「週刊実話」は、ご存知の通り、男性向けの週刊誌で、ヌード写真やら満載で、統一教会の方々にとっては、見たくもない雑誌かもしれないが、私にとっては、媒体の特性など、どうでもよい。拉致監禁問題を扱ってくれて、少しでも多くの一般の人々が知ってくれることはいいことだ。21万部で5%が、その記事を見たか、一部を読んだとしたら、1万名の潜在意識に何かしら入ったかもしれない。その中には、精読した人もいるだろう。

記事内で残念なことは、脱会説得者である会社代表をT・M氏、牧師の方をY・M牧師と、イニシャルを使っていることだ。

週刊実話は、高裁の判断を紹介し、そして 「民事訴訟では”カルト教団は敗訴”という司法の流れがあるが、さすがにこの事例は”常軌を逸した行為”と判断されたようだ。」 と前置きし、後藤氏へのインタビューを紹介している。

週刊実話は、激やせの写真について、被告側の主張を取り上げ、そして、後藤氏に 「本当に親や血を分けた兄弟がそこまで追い込んだのか?」 と直撃した。後藤氏は次のように答えている。

この写真は、監禁解放後3日目に撮影されたものです。私は入院先の病院で栄養失調と診断されたのですが、監禁していた家族によって食事制裁の虐待を受けたからです。私は監禁を解放しない家族への抗議として3回のハンスト(水分補給のみ)をやりました。

1度目と2度目は、21日間ハンストをやりましたが、それでも解放しないため3度目は「無期限」を宣言してハンストを始めたのです。しかし、次第に餓死の恐怖に襲われ始め、30日目に「やめる」と宣言しました。ところが、家族は「死ぬまでやってろ!」などと言って、食事を出そうとしませんでした。おそらく、いつまでも棄教しない上、ハンストを繰り返す私の態度が気に入らなかったのでしょう。私が家族に食事を出すよう懇願すると、翌日から1日3回小鉢に7分くらいのおも湯、それと2回のポカリスウェット500ccを出すようになりました。しかし、これでは何も食べていないのとほとんど変わりがありませんでした。この状態が約70日(06年7月10日ごろまで)も続きました。

この間、私は飢えを凌ぐために見つからないように生ごみをあさったり、炊飯直前の洗った生米をこっそり食べました。家族が炊飯器で米を炊くと米が減った分、相対的に水分が多くなりますよね。そうすると、食事前に家族が「おかしいな。最近ご飯が軟らか過ぎないか」と言い出し、私はばれないかと生きた心地がしませんでしたが、結局、家族は炊飯器が壊れたと思い込み、事なきを得ました。でも、あのとき残飯からあさって食べたりんごの皮のおいしさは、今でも忘れられません。

その後、監禁から解放されるまでの約1年半、結局普通食が出されることはなく、私だけ別メニューで粗食のままでした。もちろん、家族はカレーとか唐揚げとか普通の食事をしていたのですが、同じ食卓を囲みならが私は食事制裁の虐待を受けたため、あのような衰弱しきった姿になったのです。

親兄妹が、食事制裁などあり得ないなどと言いますが、そんなことはありません。脱会させようとして、金をかけ、多くを犠牲にして10年以上も監禁し続けたが、棄教しないばかりかハンストなど反抗的な態度をとり続けた結果、家族に憎悪の感情があらわになりました。密室で憎悪が極限に達すれば、たとえ親兄妹といえども傷害、殺人などの惨劇が起こり得ることは、昨今の世情を見ても明らかでしょう。また、「保護・説得」なる言葉は、「拉致監禁・棄教強要」を自己弁護するする際によく使われる言葉です。


週刊実話は、記事内で、[注]として、裁判所の判断を挿入している。

[注] 原告側医師(中立性を保つため一心病院以外の医師)4人、被告側医師2人で、後藤氏の健康状態について争われた。一審は被告側の主張が認められたが、控訴審では過酷な祖食生活を強いられた結果、極度の健康障害に陥ったとする後藤氏の主張が認められた。

[注] 後藤氏は95年9月11日夜、東京・西東京市にある自宅に帰省中に拉致され、新潟市内のマンションに監禁されたが、このマンションは兄嫁の親族所有の部屋だった。また、父親死去の知らせを受け新潟から自宅に移動する際、ガード役を兄嫁の親族が担うなど一族を挙げて脱会に協力している。このような親族の協力を得る内容は裁判の証拠として提出されたY・M牧師の直筆の「拉致監禁・脱会強要マニュアル」にも書かれており、今回の控訴審でも家族の背後でT・M氏やY・M牧師による教唆ないし幇助があったと認定された。高裁は、後藤氏が住民票の移動の届出をしていないこと、選挙権の行使や運転免許の更新(後藤氏は免許が失効してしまったため、解放後に再取得しなければならなかった)をしていないことを「拉致・監禁」が行われたとする判断の一つにした。


週刊実話は、後藤さんの解放後に撮影された激やせの写真を話題にし、被告の主張を紹介し、後藤さんのコメントを掲載し、裁判所の判断も加えている。すごく、中立的な方法である。激やせの写真を話題にしたのは、きっと、その記事を書いた記者自信が、「本当に、家族がそこまでやるのか?」と、疑問に思っていたことなのだろう。

しかし、これは一般的な反応だと思う。私も、友人・知人に、後藤さんの件を話すことがある。ここ数年は、後藤さんの裁判に合わせて、日本に帰国していたので、「日本で何すんの?」って、聞かれたら、「裁判の傍聴だ。」と、答えていた。もっと知りたそうな人には、後藤さんの件を話した。ほとんどの反応は、「親・兄弟がホントにそんなことをするのか? 信じられない。」というものだった。週刊実話の記事は、そういう一般の心理 (最初の疑問) をよく突いた記事だと思った。

100327.jpg

週刊実話でも掲載されたこの写真は貴重である。この写真がなければ、原告 (後藤さん) の、虐待を受けたという主張を支える強いインパクトがなかったかも知れない。撮影は、「我らの不快な隣人」 の著者 米本和広氏である。週刊実話には、撮影者の名前までは出ていないが、その写真は 「偽物」 との被告側の主張の根拠の一つ 「撮影者は統一教会側の立場を取るルポライター」 という被告側の主張を紹介している。米本氏のブログ「火の粉を払え」を読んで、「米本氏が統一教会の立場を取るルポライター」という被告側の主張は、笑えぬ笑い話である。

さて、記事の後半には、被告家族の弁護人を務めた山口貴志弁護士や、やや日刊カルト新聞の主筆藤倉善郎氏などのコメントも登場してくる。藤倉氏がこのブログで出てくるのも久しぶりになると思う。次回をお楽しみに。<続く>

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posted by 管理人:Yoshi at 21:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 後藤徹氏、インタビュー記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
報道記事の紹介、ありがとうございます。

日本では拉致監禁問題の報道はほとんどなく、それより何よりマスコミは「統一教会」を取り上げることすらなくなっています。
それほど、現在の統一教会は力がなく、存在感のない団体になっているということです。
哀しいですが、これが現実です。

拉致監禁問題は大変な問題ですが、前提にあったはずの、統一教会という団体に対する信頼性が今、大きく揺らいでいます。なので今は、それどころではない!、って感じです。

Yoshiさんのこれまでのご尽力は、決して無にしてはならないと思います。
ですが、とにかく今は、それでころではない!、って状況なのです。
残念ですが、これが現実です。
Posted by みんな at 2015年03月22日 09:04
石橋正人君のネット救出署名運動が、短期間のうちに1000件を越えています。「闘わなければ、自由は得られない」一過性のものではなく、継続した運動になることを願います。

署名ページへのリンク:
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Posted by Yoshi Fujiwara at 2015年03月23日 21:34
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