2015年02月28日

第一位:2014年の拉致監禁トップ10ニュース

私の勝手な判断であるが、2014年の拉致監禁に関する出来事の中から、トップ10ニュースを紹介している。実際には、10個ではなく、6個になってしまったが・・・ 6位から、2位までは次の通りすでに発表した。きょうは、第一位の発表。

第6位:
全国弁連 新喜劇スタートか?

第5位:
後藤徹氏の民事裁判、第一審判決

第4位:
石橋正人君、いまだに監禁中

第3位:
国連・自由権規約人権委員会 日本への勧告に拉致監禁問題を含める

第2位:
後藤徹氏の民事裁判、控訴審判決



第一位:
広島S夫妻の手足を縛られ連行された、広島S夫妻の拉致監禁事件

2014年7月26日、広島市在住の統一教会信者の夫婦と子供(8歳と3歳)が、広島市内で別々にそれぞれの親族により拉致され(両親の拉致後は、子供は広島の親族が面倒をみた)、別々のルートで大阪市のマンションに連行、監禁され、脱会を強要された。ロープで足を縛られ、寝袋に詰め込まれ、移送された。

監禁マンションに現れたのは、既に統一教会信者の拉致監禁事件で2回の起訴猶予処分を受けている神戸真教会の高澤守牧師と西日本福音ルーテル教会(青谷福音ルーテル教会)執事の尾島淳義。S夫妻は連日、約5時間に亘り、脱会強要を受けた。

監禁6日目の7月31日、自分の携帯を奪われていた妻が、監禁現場で監視をしていた親族の携帯を用いて警察に110番通報すると、約10分後に警察がマンションに踏み込み、無事解放されたという事件である。

2014年11月に、S夫妻は、広島県西警察署に刑事告訴した。現在のところ、私は、その後の、刑事告訴に関する状況は分からないが、もし、S夫妻が、刑事告訴を取り下げたりしていなければ、拉致監禁問題を解決していく上で、最重要な出来事になるはずである。

拉致監禁問題に関して、日本では刑事判決が出た事例は1件もない。拉致監禁事件自体の刑事告訴は、すべて、証拠不十分などの理由で、起訴猶予処分か、不起訴となっている。ただ、1件だけ、拉致監禁によるレイプ(元統一教会員、丸山隆によるレイプ)が刑事告訴され、そして、捜査が遂げられたが、その後、取り下げられた。

以下、米本和広氏のブログ「火の粉を払え」で、『収容所列島』(善本社)からの引用箇所があり、その箇所を引用させて頂く。

★“救出カウンセラー”の性犯罪&性の逸脱(上)
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-179.html
恥辱を受けたL子さんは同年4月5日、丸山隆と後藤富五郎らを逮捕監禁、営利誘拐、強姦、傷害などの罪で練馬警察署へ告訴した。そしてこの事件は、警察と検察庁で捜査が遂げられた。

しかし、L子さんは、裁判になると、事件が公にされるのをおそれ、涙を呑んで告訴を取り下げた。もしL子さんが告訴を取り下げないで、断固処罰を求めていたら、その後の後藤らの違法、かつ非人道的な活動のブレーキになったと思われる。その点まことに残念というほかはない


S夫妻の刑事告訴が受理され、捜査が行われ、立件され、そして刑事裁判での判決が確定すれば、日本ではじめての、刑事判決となり、インパクトのある結果になるはずである。もし、S夫妻が民事提訴も行うならば、一層インパクトは強くなると思うが・・・

関連記事:
★夫婦 同時拉致事件 続報: 手足を紐で縛られ、寝袋に詰め込まれ、移送される
http://humanrightslink.seesaa.net/category/9027591-1.html

★高澤守牧師と親族を刑事告訴 - 広島の夫婦同時拉致被害者
http://humanrightslink.seesaa.net/article/408501790.html


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posted by 管理人:Yoshi at 21:53| Comment(1) | TrackBack(0) | ★管理人挨拶/コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 辻 at 2015年03月13日 19:36
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