★2014年1月29日(水)
統一教会“拉致監禁キャンペーン裁判”で東京地裁が損害賠償一部認定の判断、被告弁護人は会見で「事実誤認の多い不当判決」
★2014年2月9日(日)
“拉致・監禁”は認定されず、キャンペーン失敗の後藤事件地裁判決は統一教会サイドの実質敗訴か
カルト新聞のエイト君や藤倉主筆が、拉致監禁問題を扱う時、必ず、頼りにしなければならない、「考え方」 がある。キーワードは、「拉致監禁キャンペーン」 である。彼らが、拉致監禁問題を扱う時には、必ず出てくる。まるで、それさえ言っておけば、大義名分が立ち、彼らの主張がまかり通るかのように・・・
「カルト新聞」 で 「拉致監禁キャンペーン」という言葉が使用されたいくつかの場面を拾ってみた。
★2010年7月11日付 by エイト
ICSA 2010 Annual International Conference リポート(from NY)
http://dailycult.blogspot.com.au/2010/07/icsaannual-international-conference.html
信者の脱会阻止と全国で相次ぐ関連会社の摘発から追及の矛先を逸らす目的で活発化する統一協会の 『拉致監禁キャンペーン』、その象徴として担ぎ出され日本のみならず世界中を飛び回る後藤氏は記者の存在についてもよく知っており、彼と話ができたことは今回のカンファレンスの収穫のひとつであった。これは、エイト君が、後藤徹氏と始めての面会した場面、2010年7月のニューヨークでのICSA会議。
★2011年3月26日付 by 藤倉善郎主筆
統一協会“反拉致監禁キャンペーン”後藤事件で第1回弁論
http://dailycult.blogspot.com.au/2011/03/blog-post_24.html#links
この裁判は、「家族や脱会請負人らに拉致され12年5カ月にわたり監禁された」 と主張している後藤徹氏 (現・岩本徹氏) が提訴したもの。後藤氏は、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」 の代表、「拉致監禁をなくす会」 の副代表を務める。現役の統一協会信者であり、統一協会による「反拉致監禁キャンペーン」の先頭に立つシンボル的な人物だ。藤倉主筆が 「反拉致監禁キャンペーン」 と呼んでいるは、エイト君とは違うところだ。尚、同記事内で、藤倉主筆は、とんでも誤訳から、とんでも結論に導くが、これは、すでに、「意図ある意訳は誤訳である」 で反論済み。
★2014年1月29日付 by エイト
統一教会 “拉致監禁キャンペーン裁判” で東京地裁が損害賠償一部認定の判断、被告弁護人は会見で 「事実誤認の多い不当判決」
http://dailycult.blogspot.com.au/2014/01/blog-post_29.html#more
全国各地で組織的な霊感商法や正体隠し勧誘など様々な社会問題を起こしてきた統一教会。
その統一教会が「自分たちこそ教団に反対する勢力が糸を引いて教会員を拉致監禁・強制改宗されてきた被害者だ」と被害者面をして展開してきたのが所謂“拉致監禁キャンペーン”だ。
★2014年2月9日付 by エイト
“拉致・監禁” は認定されず、キャンペーン失敗の後藤事件地裁判決は統一教会サイドの実質敗訴か
http://dailycult.blogspot.com.au/2014/02/blog-post_9.html
正体と目的を偽った偽装勧誘などにより統一教会に入信させられてしまった肉親を心配する親族は、統一教会に関する問題に携わるカウンセラーや牧師に相談して、家族間の関係を再構築し、より良いものへと改善できるようにと取り組みを続けてきた。
マインドコントロールされている信者が自分自身で考ることができるように、教団の影響が及ばない環境下などで話し合いを継続したことにより、今までに数多くの教会員が自身の精神を侵していた狡猾な心理操作や統一教会の実態に気付き、脱会することを自分自身の意思で選択してきた。
そのような真摯な取組みに対し、統一教会側は「統一教会反対牧師と脱会請負屋が家族を唆し、今までに4千人以上の教会員が拉致監禁され強制棄教されてきた」などと主張する所謂 “拉致監禁キャンペーン” を展開してきた。
以上まとめてみると、エイト君らの主張する「拉致監禁キャンペーン」 とは:
- その目的は、相次ぐ関連会社の摘発から追及の矛先を逸 (そ)らすこと
- 後藤徹氏はその象徴で、担ぎ出されたシンボル的存在
- 被害者面(づら)をして展開してきた
- 保護説得の真摯な取り組みを、拉致監禁・強制棄教と主張する
なお、以上紹介したより他に、2012年3月23日付けで、エイト君の記事で、「[オピニオン]統一協会“拉致監禁キャンペーン”の実体。『高度危険者』とは? 」 というものが、あるが、これは、また別途に紹介したいと思う。
さて、これより以下は、エイト君の、特に、2014年2月9日付け記事への批判である。
もう一度、エイト君の主張を、彼の2014年2月9日の記事より引用:
正体と目的を偽った偽装勧誘などにより統一教会に入信させられてしまった肉親を心配する親族は、統一教会に関する問題に携わるカウンセラーや牧師に相談して、家族間の関係を再構築し、より良いものへと改善できるようにと取り組みを続けてきた。
これだけ読めば、そのような 「取り組み」 は、何かすばらしい事のように聞こえてくる。しかし、その方法は、暴力的である。
くしくも、今回の後藤裁判で、その 「取り組み」 がどんなものであるかが公表されてしまった。「取り組み」 というのは聞こえがいいが、実質は、信者を拉致し、監禁し、自由を奪い、信仰心を放棄させるという 「取り組み」 である。
米本和広氏のブログ「火の粉を払え」 の以下の記事を参考にしていて頂きたい。ちょっと長くなるが、その「取り組み」 がどんなものなのかを示す部分を引用させて頂く。後藤裁判で、裁判所が採用した証拠である。
★マル秘の脱会マニュアルが裸にされたぁ! (火の粉を払え 2014年02月17日付)
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-454.html
「家か親戚の家で一論争し,ひとあばれさせる。そして,逃げられないという自覚をさせる。そのためには6人位の大人が必要である。」,
「その時電話をさせない。電話のない部屋で話し合う。」
「@電話に注意 必ず報・連・相をして指示を受ける。」,
「A逃げる トイレ」,
「B人数は5〜6人,男が4〜5人」,
「C1時間くらい,家族として納得できない。少し時間をかけて話し合う,場所を変えて→移動。」,
「D警察(110)が入ると信教の自由を盾に逃げる。」
「1 説得者の許可なく外出はしない。」,
「2(1)のことは絶対に本人に言わない。」,
「3 親の目から見てまだ信用できないということにする。」,
「5 最初の一週間位は4人を準備する。その後は3人準備する。本人が脱会宣言を電話でし,荷物の引き上げを終了したら,2人でもよい。それでも,説得者の許可なく外出はさせない。必ず逃げるから。」,
「6 外出する時があったら,二人以上で,本人の前には歩かない。必ず,本人を視野に入れて歩く。」
外部との関係をシャットアウトする。
少しでも協会関係者が近くにいることがわかると本人は耳を傾けなくなり,自信を取り戻す。<絶対に逃げられないのだという意識がない限り聞こうとはしない。>それで4人〜6人でとり囲む必要があるのです。」,
「2.ベランダなどに出ようとしたら注意をする。外部の様子を見るから注意を要する。」,
「3.親の権威をもってつぎのことは制止する。@外にだしてくれ・・・話しを聞け。それは信用できない。A話したくない・・・私がお願いしてきてもらったのだ,話を聞きたくないならいつまでもこの状態が続く・・・真理なら話してみんなに知ってもらったらいいでは,ないか・・・そんなに自信がないなら聞いたらどうか・・・恐いんだろう!!B断食‥・どうぞどうぞ断食して卞さい。動けなくなったら逃げられないぞ。」,
「判定基準・・・以上をクリアーして,外出は許される。」,
「1.手記を書く。@誠実な態度か,A固有名詞が出ているか,B霊の子,授けた被害者の名があるか,C救済しなければならないという意識が見られるか」,
「7.ホーム生活をしている人の救出に申し出るか」
また、牧師・カウンセラーの 「取り組み」、すなわち拉致監禁による場合、精神的後遺症を患う可能性が高い。その 「取り組み」 により脱会した人も、その 「取り組み」が失敗し、元の教団に戻った人にとってもである。牧師・カウンセラーの 「取り組み」 は、「より良いものへの改善」 などとは程遠く、より不幸を生み出す、きわめて危険な方法である。以下、その参考資料
★拉致監禁による強制説得は有害な介入:米国心理学会で研究発表
http://humanrightslink.seesaa.net/article/376400324.html
★宿谷麻子さんの一周忌に (当ブログ 2013年10月14日付)
http://humanrightslink.seesaa.net/article/377500775.html
エイト君の主張を続けて引用:
マインドコントロールされている信者が自分自身で考ることができるように、教団の影響が及ばない環境下などで話し合いを継続したことにより、今までに数多くの教会員が自身の精神を侵していた狡猾な心理操作や統一教会の実態に気付き、脱会することを自分自身の意思で選択してきた。
この段落も、完全な嘘である。牧師・カウンセラーの「取り組み」 によって、教会から去った人数よりも、自発的に、自主的に、その教会を去った人の人数のほうがはるかに多い。また、牧師・カウンセラーの「取り組み」 によっても、自分自身の意思で、脱会しない人々もいる。
エイト君の主張を、さらに続けて引用:
そのような真摯な取組みに対し、統一教会側は「統一教会反対牧師と脱会請負屋が家族を唆し、今までに4千人以上の教会員が拉致監禁され強制棄教されてきた」などと主張する所謂“拉致監禁キャンペーン”を展開してきた。
そして、エイト君は、そのような 真摯な 「取り組み」に反対し、 統一教会側は、「拉致監禁キャンペーン」 を展開してきたと主張する。
まず、私が言いたいことは、牧師やカウンセラーの 「取り組み」 は、真摯でもなければ、誠実でもなく、暴力的であり、家族関係を破壊し、その 「取り組み」 以後も、犠牲者は精神的後遺症を長く長く受けることになる。そのような「取り組み」 に対し、その信者が被害を受けている教団が、その「取り組み」 に対抗するのは当然である。
拉致監禁反対の行動する人たちの中には、統一教会の信者でない人もいるし、反統一教会の人もいる。その「取り組み」 によって、その教会を辞めた人も、拉致監禁反対の運動をしている。欧米の人権活動家(統一教会員ではない) も激しく、拉致監禁に反対している。
エイト君の、「拉致監禁キャンペーン論」 では、残念ながら、これらの事例を説明することができない。エイト君の、「拉致監禁キャンペーン論」 は、不完全であり、正しくない。拉致監禁グループにとってのみ、都合のよい考え方で、エイト君には、そこ (拉致監禁キャンペーン論) にしか、頼れるところがないかのようだ。
エイト君は、人権侵害問題を、「拉致監禁キャンペーン」 という言葉で、包み込んでしまって、その中身を、見ることができないし、検証しようともしない。あるいは、内実を知っていながら、明らかにしようとはしない。それは、仕方ないことかもしれない。エイト君は、拉致監禁活動家の一人なのだから。参考資料:弁護士の手紙を配達した男
さて、「拉致監禁キャンペーン論」 は、後藤裁判の法廷でも登場した。それらは、裁判所によって採用されたのだろうか? または、判決に影響があったのだろうか? 次回は、こんなところも書きたいと思うし、上記、記事内で紹介した [オピニオン]統一協会“拉致監禁キャンペーン”の実体。『高度危険者』とは? についても書かなければならない。
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久々、エイト君関連の記事です
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後藤徹氏の言う「12年5ヶ月に及ぶ監禁」というのは全くの間違いで、
それは「家族間の関係を再構築し、より良いものへと改善できるようにするための取り組み」であり、
「統一教会の、相次ぐ関連会社の摘発から追及の矛先を逸 (そ)らすためのキャンペーン」にすぎない、と。
これに対して、東京地裁は、そうではない、との判断を下した。
「成人男性である原告を長期間にわたって1か所に留めおき,その行動の自由を大幅に制約し,外部との接触を断たせた上で説得を試みることについては,その説得の方法として社会通念上相当というべき限度を逸脱したものとみざるを得ない」と。
エイトくんは往生際が悪いですね。
それでもなお、キャンペーンだ、と言いたいのなら、何をもってキャンペーンだと判断できるのか、その事実を書かないとねぇ。
それにしても、一つの主語を説明するのに、枕詞の長いこと、長いこと。
「信者の脱会阻止と全国で相次ぐ関連会社の摘発から追及の矛先を逸らす目的で活発化する統一協会の 『拉致監禁キャンペーン』」
「全国各地で組織的な霊感商法や正体隠し勧誘など様々な社会問題を起こしてきた統一教会」
読者はそんな前振りは必要としていない、っつーの。
意図的に読者を方向付けようとする、下手くそな文章。
読者が同じように記者の考えについてきてくれていると錯覚しての、思い込み記事。
エイトくんも他の記事を読んでるんだろうから、枕詞の長い文章が以下につまらないか、実感として分かると思うのですがね。
感情(悪意、敵意、鬱憤…)が先にあるから、そのへんのことが分からなくなってしまっているんでしょうね。
日本に数ある宗教に、民事で原告敗訴を宣告される数少ない教団の一つです。
脱会説得をしない方が人としてマトモでは無いとも言える判決文なので、判る信者さんはブログ記事にしない。
さすが元統一教会員! さすが元文鮮明の弟子!
「日本に数ある宗教に、民事で原告敗訴を宣告される数少ない教団の一つです」
原告敗訴とは?
原告とは後藤さんであって、判決文にあるように敗訴ではないのですが(冷汗 )。だいじょうぶかなあ。
matu8181ちゃんが言いたいことは、こういうことでは?
「日本に数多くある宗教団体の中でも、統一教会ほど献金等返還請求裁判で(原告ではなく被告教団が←削除)敗訴を宣告される教団はとても珍しいです」
これだったら、意味がわかる。
ほんとうに、君ってバカだねえ。感心するほどに。
投稿文を書いたとき、家族に「こ,これでいいのかなあ」と聞かないのかしらん。
まるで、能登教会の若狭さんと同じだ。
そこで、また等式が。統一教会妄信信者と反統一妄信信者とはよく似ている。
しかし、若狭さんよりも反統一になった君のほうがひどい。
「脱会説得をしない方が人としてマトモでは無いとも言える判決文」
あなた、大丈夫ですか。
嗚呼、君がそばにいたら、体温計をもっていくことができるのにぃ。
(追記)ちょっかい出さずに、自分のブログで論述、論及したら、いかが。
判決文に記載された通りですね。
それに気づかない訳は無いでしょう。
また、気づいたとしても否定するしか無い立場に立たされたのか、自ら陥ったのかは判りませんが、
自らの立ち位置を文章表現豊かな米本さんがうまく躱すこともできるかと思ってはいますよ。
文章力の無い私なので示唆的表現で生きております。
>脱会説得をしない方が人としてマトモでは無いとも言える判決文
そこです。
統一教会が問題だから起った事故、事件、事案だと言う訳です。
ここが、問題ですよ。
明日から、麻薬の密売人組織の構成員に成るという人を、家族、親族が脱会説得をしない方が人としてマトモでは無い。皆さん脱会説得するでしょう。
こういう表現をすると判り易く、当然の事と思えるでしょう。
判決には、統一教会が当時どのような所と広く世間に知られていたかが示されてもいます。
>「日本に数多くある宗教団体の中でも、統一教会ほど献金等返還請求裁判で(原告ではなく被告教団が←削除)敗訴を宣告される教団はとても珍しいです」
と駄文を校正して頂いた通りです。
あと、「エイトさん以上、若狭さんよりも反統一になった君のほうがひどい。」
大変な褒め言葉を頂いたと思います。(笑
ちょっかいも嫌いじゃないのです。
というより、手抜き、書き物商売で生計をたてることも出来ませんので。
控訴審で全く反対に敗訴者の立場に立つのが被告になる事だってあります。
いろいろ書いてくださったので、なんとか、matu8181さんの主張が分かってきました。感謝します。
matu8181さんの主張:
> 統一教会が問題だから起った事故、事件、事案だと言う訳です。
> ここが、問題ですよ。
> 明日から、麻薬の密売人組織の構成員に成るという人を、
> 家族、親族が脱会説得をしない> 方が人としてマトモでは無い。
> 皆さん脱会説得するでしょう。
Posted by matu8181 at 2014年03月01日 05:51 (上記コメントより)
> アメリカの統一信者が反社会的行為を進んで行っていません。
> 裁かれる行為をしたのが教祖とその家族ぐらいでしょう。
> 反社会行為を教祖に言われるままに行う集団と同じではありません。
> Posted by matu8181 at 2014年02月17日 12:08 (当ブログ、前記事に対するコメント)
要するに、「統一教会が悪いから、脱会説得も仕方ない」という考えでよろしいのでしょうか? ご返答お願いいたします。
matu8181さん、もし、ブログとかお持ちでしたら、是非、公開してください。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140407-OYT1T50096.html?from=tw
これは、「韓国で墜落した北朝鮮製とみられる小型無人機に日本製のエンジンが搭載されていた」事を報道する記事。
「一方、北朝鮮の国防科学院報道官は7日、無人機について『注意を別にそらすための、ばかげた策動だ』と関与を否定した。」(引用終わり)
”注意を別にそらすため”というのは、反統一教会グループの主張する「拉致監禁キャンペーン」と同じ。