山口広弁護士の意見書:
「拉致監禁by宮村の裁判記録」より
http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/blog-entry-122.html
なお、私自身は家族が統一協会信者を脱会させようとして違法な 「拉致監禁」 をしたり、それに牧師が加担したり、教唆するようなことはあってはならないと考えています。
「私自身は」との前置きで、少々、逃げ道があるが、実質上のトップ(創立メンバーであり、事務局長)が、そう言っている。山口広弁護士が、「家族の違法な 『拉致監禁』 と牧師の加担は、あってはならない」との発言は、全国弁連の基本的な考えということだろう。
きょうの記事は、全国弁連所属の弁護士の先生方へのメッセージである。
山口広弁護士の意見書では、弁護士は、どうすべきかといことは書かれていない。しかし、「あってはならない」 ことを、もし、弁護士が知ったなら、「そういうことはやってはいけませんよ」 と、言わなければならないのは、当然のことであり、弁護士自身の、「拉致監禁の加担」 など問題外である。
では、実際には、全国弁連の弁護士は何をしてきたのか?
★渡辺博弁護士:
渡辺博弁護士は、拉致監禁に誘(いざな)う手紙を、統一教会会員の両親宛に書き、送っている。手紙では、両親に不安と恐怖を煽(あお)り、自らに連絡してくる事を要請している。幸子、Ken そして、由香里の3名の実際の証言がある。
由香里の証言によれば、由香里は、渡辺博弁護士が彼女の両親宛に書いた手紙が発端になり、由香里は、彼女の意思に反して、拉致監禁された。由香里は、明らかに次の事柄を証言している。
1. 彼女の両親は、渡辺博弁護士より手紙を受け取った。
2. 彼女の両親は、渡辺博弁護士に面会した。
3. 両親は、キリスト教の牧師を紹介された。
4. 由香里は、拉致され、アパートに監禁された。
由香里自身も、「全ては、渡辺先生の手紙から始まり、渡辺先生に相談した結果なのだと思います。」と証言している。渡辺博弁護士の手紙は、論理的に、明らかに由香里の拉致監禁へと繋がっている。それは、由香里が証言している通りである。これは、「拉致監禁への加担」ではなくて何であろうか?
渡辺博弁護士に関する資料:
<火の粉を払えより>
★渡辺博弁護士の秘密めいた手紙の全文
★また!「監禁にいざなう手紙」だ!
★渡辺弁護士たちが青くなった甲18号証(上)
■カテゴリー:「渡辺博弁護士の秘密めいた手紙」(上記も含めて、19本すべて)
<当ブログより>
★辺博弁護士の拉致監禁を勧誘する手紙
★由香里の証言:弁護士の手紙から拉致監禁へ!
★弁護士の手紙を配達した男
<英文関連記事>
◇Lawyer Hiroshi Watanabe's Letter to Solicit Abduction & Confinement
◇Yukari's Testimony - From Lawyer's Letter To Abduction and Confinement
◇A Man Who Delivered Lawyer’s Letter to Ken’s Parents
★紀藤正樹弁護士:
今利理絵(いまりりえ)の拉致監禁裁判進行中の、2002年4月11日、紀藤正樹弁護士は、二人の女性の訪問を受けた。その女性たちは、清水与志雄牧師の脱会説得を受け、統一教会を脱会した女性たちだ。この時、その女性たちは、清水与志雄牧師の暴力的やり方を、紀藤正樹弁護士に訴えた。しかし、紀藤正樹弁護士は、その後も、「拉致監禁はなかった」という主張を貫いた。
紀藤正樹弁護士は、清水与志雄牧師の保護説得への暴力的関与を知っていながら、その事実を隠した。山口広弁護士の言ったことと、矛盾している。
紀藤正樹弁護士に関する資料:
<火の粉を払え>弁護士山口氏のコラムを評す? 副題:勝訴の裏側
<当ブログ>★紀藤正樹弁護士の仮面を剥ぐ
<当ブログ>★紀藤正樹弁護士の仮面を剥ぐ 2
書籍「我らの不快な隣人」第八章・注三(P.374)
★山口広弁護士:
1991年、青春を返せ訴訟が始まった頃、伊藤芳朗弁護士は、山口広弁護士、飯田正剛弁護士、渡辺博弁護士、紀藤正樹弁護士と共に、全国弁連の中でも、コアな弁護士の一人になっていた。その伊藤芳朗弁護士の証言が、後藤裁判において、原告側(拉致監禁の被害を受けた側)から、米本和広氏によるインタビューという形をとって、陳述書にまとめられ、提出された。のち、伊藤芳朗弁護士は、自らの陳述書も提出した。
インタビューの中で、「山口広弁護士は、宮村氏が拉致監禁説得をしていることを知っていましたか。」 との問いに対して、伊藤弁護士は、「もちろん!です」 と答えている。
一方で、「家族の違法な 『拉致監禁』 と牧師の加担は、あってはならない」 と言い、一方では、かつて同志からは、まったく相反する指摘を受けている。かつでの同志の言葉は重いのではないだろうか? 全国弁連の弁護士たちは、これをどのように捉えるのか?
関係資料
<後藤裁判ブログ>★米本和広氏の陳述書(3)
<後藤裁判ブログ>★山口広弁護士の意見書
<後藤裁判ブログ>★伊藤芳朗弁護士の陳述書
<後藤裁判ブログ>★米本和広氏の陳述書(4)
■全国弁連の弁護士の先生方へ:
全国弁連に所属する弁護士の先生方、あなたの将来のためにも、保護説得・拉致監禁問題に対するあなたの姿勢を明らかにしたらどうか? 全国弁連の、統一教会被害者の救済活動を、より効果的に、より長期にわたって行うためにも、保護説得(拉致監禁)問題に対して、人権問題として、明確な姿勢を示すことが大切ではないか?
姿勢を明らかにするとは、保護説得の違法性に対するあなたの考え、保護説得に実際に違法行為はあったか(本人の意思に反して、自由が拘束されたか)ということ、そして、あなたの出した考えに呼応した行動である。タイムリミットは、後藤裁判の第一審の判決時間、2013年12月17日(火)午後1時である。いかなる立場の人々の人権侵害も等しく扱ってこそ、あなたの統一教会被害者のための救済活動も、実を結んでいくものと考えている。
あと、もうひとつ、かつて全国弁連の活動を積極的に行っていたという弁護士を紹介したい。全国弁連の先生方、特にまだ若い先生方は、5年後、10年後、20年後、あなたが出世していく時に、触れられたくない過去を残さないよう、お気をつけて下さいませ。
★ある全国弁連弁護士が、その活動から手を引いた理由:
後藤裁判での、宮村峻氏への反対尋問から引用
http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/blog-entry-222.html
(原告側弁護士)偽装脱会中のTUを,大沼和子弁護士に紹介したのは,あなたですね。
(宮村峻氏)はい。
(以下、原告側弁護士の尋問と、宮村氏の返答が交互に。)
TUに婚姻無効訴訟と賃金請求訴訟を起こすように指示したのも,あなたですね。
指示はしてません。
本人が自ら希望して,弁護士を紹介してくれと言ったんですか。
はい。
これは,TUが逃げ出したとき,もともとTUが逃げ出した後に,大沼弁護土宛に書いた内容証明です。
そうです。
ここの7行目を読みますと,「一度貴殿に委任した形になっていますが,その委任は,あなた自身が指摘されているとおり,私の自由意思に基づくものではなく,監禁拘束された結果,私の意思に反してやむを得ず委任の形をとらされた結果によるものだからです」と。 この内容証明を書いたTUが,自分でこの訴訟を起こすことを希望し,弁護士を紹介してもらったと言うんですか。
はい,そう言ってます。
本心で統一教会を訴えている人間が,逃げ出して,よりによって訴えている教会のほうに戻ると,こんなことはあり得ないんじゃないですか。
あるから,そこにあるんじゃないですか。
この大沼弁護士が,TUの監禁状態を知りながら,代理人を務めていたと思われる経緯,TUとの緊張感あるやりとりについては,TUの著書でも書かれてあります。例えば,自由の身になった後,TUがある法廷で,大沼弁護士に声をかけたところ,大沼弁護士の顔から血の気が引き,裁判も途中で放り出して,脱兎のごとく走って逃げていったという生々しい話まである,結局大沼弁護士は,これを契機に,全国弁連の活動から身を引いていきますよね。
さあ,それが契機かどうか,僕は知りません。
最終的に,この人は,やらなくなりましたね。
そうですか,僕は知りません。念のために言っておきますけど,僕がそのTU君が大沼先生に詰め寄った場には,僕はいました。裁判の途中ではありません。終わった後です。大沼先生は毅然として,私はこれから次に拘置所へ行かなきゃならないから,いつまでもそこでぐずぐず言っているんだったら,改めて事務所に来なさいと言って,普通に立ち去っていきました。そういう嘘を書くから,そういう文書が信頼できないというんです。
大沼弁護士ですら,TUが自分の意思で訴訟委任をしたわけでないことを,自覚していたんじゃないんですか。
それは,大沼先生に聞いてください。
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山口広のこの発言は「拉致監禁」がある前提で、自分とは無縁であることを主張しているように聞こえます。
万が一、あったとしたら、それは家族が勝手にやったことだ、と逃げるつもりなのでしょう。
以前は「拉致監禁などない」「統一協会のでっち上げだ」と言っていたのに、証拠の数々が提示され、流石に、腰が引けてきましたね。
いまとなっては、同志の宮村だけが助かれば御の字、って思っているのではないでしょうか。
まあ、弁護士倫理など説いても、もはや通用する相手ではありません。何十年と監禁を知りながら、脱会した元信者を使って活動してきた人間なんですから。
山口の作文が通用するか、本当に12/17の判決は見ものです。大いに注目しましょう。