2013年09月13日

顕正会「入信強要」で強制捜査、 次はどこ?

先日、ある報道が流れた。統一教会問題との関連で、この問題を扱ったブログはないようなので、予定を変更して、この記事を挿入させて頂く。



2013年9月11日、宗教法人「顕正会」(けんしょうかい)への警視庁公安部による強制捜査が入った。
各新聞でも報道されているので、「顕正会」「強制捜査」で検索すれば、数多くヒットすると思う。

強制捜査を行ったのは、警視庁公安部。統一教会と警視庁公安との関係は、宇佐美事件で、ルポライター米本和広氏が彼のブログ「火の粉を払え」で詳細に記事にしてくれている。
冤罪ドラマの監督は警視庁公安、裏方は誰?
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-410.html
勝利したフレームアップ作戦
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-411.html


顕正会強制捜査の理由は、「五体満足ではいられなくなると脅して、入信を強要した」という「勧誘の強要」だ。公安部は、こんな理由で、顕正会本部を含めて、関連施設5箇所も捜査してしまうのである。公安はその意思があれば、どんな手段を使ってでも、強制捜査などできてしまうのだ。しかも、それが、知名度のない宗教団体とか、悪名高い宗教団体であれば、簡単な事だろう。

顕正会の事件の場合、その強要した二人の会員を逮捕し、強要罪(もし、結果が発生した場合なら、脅迫罪とか)で、起訴すれば終わってしまうことである。なぜ、何十名も隊列を組んで、その本部に乗り込んで強制捜査を行う必要があるのか?

★強要罪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E8%A6%81%E7%BD%AA
第223条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。

2 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。

一般の視聴者や読者で、テレビ、新聞の報道に触れて、公安の行きすぎ、宗教の自由問題など、公安に対して否定的に捉える人は、ほとんどいないであろう。この顕正会の強制捜査の報道に触れて、私が最初に感じたことは、「こんなことで、顕正会本部への強制捜査ができるなら、統一教会本部への強制捜査なんか、いつでもできるじゃん。」ということだ。

顕正会の場合、「五体満足ではいられなくなる」と脅したことが強制捜査につながった。では、こんな事例はどうか?

目安箱より
http://blog.goo.ne.jp/ajuchotta/e/ac225d300030552a19cce6cc2b213105
「どんなに 『厳しいです。』 『許して下さい』 と言っても絶対的に妥協せず、献金を持ってくるまで大声と迫力で迫ってくる」

私からみたら、「五体満足ではいられなくなる」 との顕正会の強要場面とそう変わらない。見方を変えれば、こちらのほうが悪質かもしれない。顕正会の被害者は、利害関係のない一般の人。統一教会の場合は、指揮系統の上からのものである。

顕正会を強制捜査した警視庁公安部であれば、これくらいの理由があれば、その教団本部への捜査など、いとも簡単にできるのではないか?すでに、2009年前後には、特定商取引法違反で、そのいくつかの関連機関が捜査を受けているし・・・

米本氏の意味深なコメントを、彼のブログ記事より紹介したい。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-410.html#more
教会員のみなさん、他人事のように読まないでもらいたい。官僚は一度手に入れた仕事は手放さないのですから。熱心に活動していようがいまいが、公安は教会員を狙っていますよ。会長の徳野さん! 献金集めの前にコンプライアンスの徹底を。

にほんブログ村カテゴリー「統一教会」に登録してあるブログで、全部を確認したわけではないが、この顕正会の強制捜査の事件を取り上げたブログはないと思う。たとえ、現教会員が 「私は献金の強要などしていない」 「私は強要などされたことがない」 という理由で、統一教会の将来の発展のためにも、知らないふりをしていていいのだろうか?

そんな将来の発展とかよりも、もっと差し迫った問題として、警視庁公安部による強制捜査の危機感を持っている現教会員はどれくらいいるのだろうか?教会員でもない私が、こんな事を書くのも実に変な話だと、自分でも思う。利害関係がないからこそ、冷静に見れるのかもしれないが・・・

2009年3月25日付け、徳野会長名で出された 「教会員の献金奨励・勧誘活動及びビデオ受講施設等における教育活動等に対する指導について」 は、守られているのか?もし、無視されているということであれば、統一教会本部への強制捜査は秒読み段階ということか?

私の関心事は、拉致監禁問題の解決で、統一教会の存続、消滅、発展など、あまり興味がない。しかし、拉致監禁問題を扱っていけば、統一教会問題にぶつかってしまう。そんなことを、考えながら、きょうの記事を書いた。

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本部に強制捜査でも入らないと、
変われないのかと、真剣に思う。
あなたはどう思う?

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以下は、統一教会公式ウェブサイトから資料として引用:
http://www.ucjp.org/?p=2924 (強調、下線は、私による)
教会員の献金奨励・勧誘活動及びビデオ受講施設等における教育活動等に対する指導について
2009年3月25日

真の愛、真の生命、真の血統に基づく真の家庭実現を通して平和理想世界を実現するという当法人の目的を実現するために、より社会的に模範となる運動を一層推進拡大し、更に多くの人の理解と参加を得ていくことが願われています。

これまで当法人を被告とする一部の民事裁判等において、伝道や献金勧誘行為に関わる教会員の行為が不法行為と認定され、当法人に使用者責任が認められてきました。そこで当法人としても教会員の活動に対して、以下のような一定の指導基準を設け、指導を進めることに致しました。

つきましては教会員の献金奨励・勧誘行為、及び教会員が自主的に設立・運営するビデオ受講施設における統一原理を用いた教育活動について、教会指導者である皆様におかれましては、以下のような指導基準の趣旨を十分にご理解頂き、指導を進めて頂けますようお願い致します。

第1 教会員の献金奨励・勧誘活動についての指導基準

これまで教会員が信徒会等の活動の一環として献金を奨励・勧誘する際に、家系図等を用い、先祖の因縁ないし先祖解放等を理由に献金の必要性を説くようなことが一部行われてきたようです。しかしながら、当法人に対する民事裁判においては、このような行為が、目的・方法・結果において社会的相当性を逸脱する不法行為と認定され、当法人の使用者責任が問われてきました。本来、当法人への献金は、『信仰生活と献金』(光言社発行)で説かれているとおり,統一原理を学び信仰に至った結果、自らの自由意思で行われるべきものであり、あるいは、主の路程、及び統一運動を学んでその趣旨・目的に賛同した結果として捧げるべきものです。 そこで今後は以下の事項をこれまで以上に遵守するよう指導してください。

献金と先祖の因縁等を殊更に結びつけた献金奨励・勧誘行為をしない。また、霊能力に長けていると言われる人物をして、その霊能力を用いた献金の奨励・勧誘行為をさせない。

教会員への献金の奨励・勧誘行為はあくまでも教会員本人の信仰に基づく自主性及び自由意思を尊重し、教会員の経済状態に比して過度な献金とならないよう配慮する。

献金は、統一原理を学んだ者から,献金先が統一教会であることを明示して受け取る。

上記1,2,3について教会指導者(地区長、教区長、教域長、教会長)が責任を持ち、教会員の献金奨励・勧誘行為において、教会員等による社会的な批判を受けるような行為が行われないよう指導・監督する。

第2 教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等についての指導基準

これまで、教会員が自主運営するビデオ受講施設等における教育活動等については、当法人とは法主体の異なる信徒会の活動の一環であったため、当法人は教会員の信仰活動の自由の観点からその自主性を尊重し、指導・監督を行ってきませんでした。しかしながら、これまでの民事裁判の判決においては、教会員等が自主運営するビデオ受講施設等において行ってきた勧誘活動について違法性が認定されたものがあり、当法人に対して使用者責任が問われてきました。そこで、今後は教会員が自主運営するビデオ受講施設等における勧誘及び教育活動等についても、以下の事項が遵守されるようご指導下さい。

勧誘目的の開示 教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等における教育内容に統一原理を用いる場合、勧誘の当初からその旨明示するように指導して下さい。また、宗教との関連性や統一教会との関連性を聞かれた際には、ビデオ受講施設等の運営形態に応じた的確な説明ができるよう、ご指導下さい。
法令遵守(コンプライアンス) 特定商取引法をはじめとする法令違反との批判を受けないよう配慮して下さい。例えば、教会員が自主的に運営するビデオ受講施設等で受講料を徴収する場合には最初からその旨明示し、受講契約書等必要書類を交付しなければなりません。また、勧誘に際しては、「威迫・困惑させた」「不実を告知した」と誤解されるような行為がないよう、注意して下さい。

以上に関して、皆様のご理解・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

以上

2009 年 3 月 25 日
世界基督教統一神霊協会
会長 徳野英治


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posted by 管理人:Yoshi at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一教会問題・二世への虐待など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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