2013年06月06日

自らを守った松永牧師、「分かりません」連発の兄嫁

2013年6月3日(月)、東京地方裁判所にて、後藤民事裁判の被告人尋問を傍聴した。この日の尋問は、被告人二人、松永牧師と、後藤徹氏のお兄さんの奥さん(兄嫁)に対する尋問だった。

傍聴しながら、それを傍聴記としてまとめることは、大変な作業になるということが分かった。何しろ、メモが追いつかない。そんな状況での私の不十分なメモと、記憶を頼りにしている。きょうの記事は、その尋問の場を目撃した、私の感想である。

他のサイトでの傍聴記、そして、最終的には「後藤裁判を支援する会ブログ」での、尋問録の掲載を待って頂きたい。


松永牧師への尋問

松永牧師は、自らに不利になる証言を行わず、自論を展開し、適当にはぐらかし、最悪のボロは出さず、なんとか持ちこたえたというのが私の印象である。原告側の主張は、「松永牧師が拉致監禁の指南をし、常に家族から報告を受け、監禁状況の細かいことまで指示し、そして決定権を持っていた。」というものである。これに対し、松永牧師は、 「信者の意思を尊重しており、ご両親から要請があったので、話し合いに参加したのみで、ご家族のみなさんが主体的に行っていた。」 と、いうものだ。

まるで、 「後藤兄、兄嫁、妹を切り捨て、自分は何も悪いことはしていない、自分は何も知らなかった」 という主張である。

まず、すでに、原告側から出されている準備書面を見て頂きたい。尋問において、少なからぬ時間が、これらのメモ書きについて費やされた。
甲96の3号証
原告側が、拉致監禁マニュアルと主張する松永牧師手書きのメモ「子の救出に関して」

甲102号証
原告側が、「拉致監禁計画書」と主張する松永牧師のメモ


原告代理人は、 「これは拉致監禁のマニュアルでしょ?」 と迫るが、松永牧師は 「マニュアルではありません。(勉強会)参加者の意見や体験をまとめたものです。この中には、私の賛同しない部分もあります。」 等々、答弁した。このときの被告の 「いいえ、マニュアルではありません。」 との答弁は、他の松永牧師の答弁と比較して、質問に対して即座に、そして声も大きかった。

原告代理人が、(徹氏ではない)ある監禁被害者が救出要請の紙を窓から投げた件を取り上げた。松永牧師は、そのような事例が1件あったことを認めた。原告代理人が、 「では、救出要請の紙を投げないといけないような状況とは一般的にどんな状況だと思うか?」 と問うた。一般論として聞いているのに、松永牧師は、自論を語り始め、質問に明確に答えようとしなかった。

別の場面で、ある妊娠5ヶ月の女性の「保護」について原告代理人が取り上げ、松永牧師は、その "話し合い" に関わったことを認めた。原告代理人が 「あなたは、このような妊娠中の女性を保護することに賛成か反対か?」 と聞いた。松永牧師の不明瞭な返答に対し、代理人が、 「結論 答えてよ」 と迫り、最終的に、松永牧師は、 「賛成ではなかった」 と答えた。

このような場面で、松永牧師は答弁が苦しくなると、 「参加者の意見や体験をまとめたもの」 とか 「本人の意思を大事にして」 とか 「家族より依頼を受けて」 などなど、回答になっていない自論を展開し、裁判長からも、「問いに対して結論だけお答えください」と、一度ではなく、何度も指導を受けた。

原告代理人は、それでも回答が得られないと、 「はい、結構です。」 と力強く宣言し、次の質問に移っていった。この 「はい、結構です」 は、この日、いったい何回聞いただろうか?尋問録が掲載されたら、数えてみたい。被告側弁護士からも、 「意義あり」 が入ってきたが、そのすべては裁判長により 「続けてください」 と却下された。きっと、裁判長も、聞きたかった内容に違いない。この裁判長の 「続けてください」 も、兄嫁の尋問時間も含めて数えきれないほど聞いた。

徹氏の兄の奥さん(兄嫁)への尋問

松永牧師の主張に従えば、兄嫁は、主体的に保護説得を行っていた家族の一人である。しかし、肝心な部分になると、兄嫁は 「私は分かりません。私は知りません。」 という答弁に終始した。前回の「兄」への尋問では、答えに困り黙っていると、原告代理人に 「回答なし」 と大きな声で言われ続けたので、その対策だったのだろうか?何も言わないで 「回答なし」 と尋問記録に残るよりは、 「分かりません」 とか 「知りません」 のほうがいいとの対策なのだろうか?

最後に、笑えた兄嫁の回答をひとつ紹介したい。
原告代理人:
あなたは、徹さんがアパートで引きこもっていたと言っていますが、そんな”ひきこもり”状態の人が、最初の尋問で、あなたも聞いたと思いますが、堂々と話したじゃないですか?どうして、そんな”ひきこもり”の人がそんなことできるんですか?

兄嫁:
よく練習したんだと思います


次回の尋問は、6月17日(月)徹氏の妹への尋問と、宮村峻氏への尋問である。私も、傍聴予定でいる。


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傍聴記を書くのは難しかった。
メモと記憶しか頼るものがない。
次回は、今回よりも上手に書きたい。

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posted by 管理人:Yoshi at 05:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 後藤徹氏 民事裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
<(徹氏ではない)ある監禁被害者が救出要請の紙を窓から投げた件を取り上げた。松永牧師は、そのような事例が1件あったことを認めた>
<ある妊娠5ヶ月の女性の「保護」について原告代理人が取り上げ、松永牧師は、その "話し合い" に関わったことを認めた>

松永の“話し合い”を受けている人が「助けて!」と救出を要請―。
妊娠5ヶ月の女性に対しても、薄暗いマンション一室で“話し合い”を継続―。

松永、あんたは一体、教会で何を勉強し、何を教えてるんじゃい!

人を密室に閉じこめて、神の愛を説いて、それが神の御心だと思っている。恐るべし!、自称カウンセラー!

“話し合い”を望まず「誰か、ここから出して!」と苦しむ人を出しておきながら、お前の良心はうずかないのか!?
Posted by みんな at 2013年06月07日 18:00
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