2013年03月23日

アメリカ拉致監禁反対「草の根」運動 - アムネスティー・インターナショナル支部

前回の記事で、アムネスティー・インターナショナルジョージ・ワシントン大学支部で、拉致監禁反対のイベントが、2013年3月19日に行われることを伝えた。

アメリカの統一教会のウェブサイトが、そのイベントについて記事にしている。その模様は、Youtube でもアップされている。その記事と、Youtube の映像から、今日の記事にしたい。



ジョージ・ワシントン大学アムネスティー インターナショナルの学生理事である、シャニ・シー (Shani Shih)さんのコメント。
50名(学生とビジター半々)の参加があり、予想したよりも大勢集まりました。すばらしい結果で、嬉しく思います。

10年ほど前に、メルボルンで、法輪功の人権問題を訴える集会に参加したことがある。参加人数は、50名くらいだった。お世話していた人に聞いてみたら、50名のうち、関係者と、新規の参加者は、半々くらいとの事だった。草の根(Grassroots)運動とは、こんなものだと思う。新規の参加者の中で、具体的に言えば、GW大学のアムネスティー・インターナショナルのイベントに参加した人の中から、一人でも、二人でも、より興味を持ってくれる人が出てきたら、成功だったと思う。


そのイベントを企画ししたユリー・ヒグチ (Yury Higuchi) さんのコメント。
たいてい、アムネスティー・インターナショナルは、独自の議題を持ち、最後は手紙書きキャンペーンとなります。

今回の議題は、アムネスティー・インターナショナルからのものではありませんでした。私が、はじめて日本の統一教会のメンバーの拉致監禁問題について知ったのは、後藤徹さんの証言が出された2009年のことでした。ある日、家族で、レストランで食事をしていました。父が、「実は、お父さんも、拉致監禁の被害者で、日本の精神病院の独房に、30日間も、閉じ込められていた」って、話してくれました。まるで、爆弾が落ちたような気持ちでした。

今回のジョージ・ワシントン大学アムネスティー・インターナショナルのイベントは、Yury Higuchi さんのアクションが無ければ、決して存在しなかったイベントだと言える。アメリカの若者の「ひらめき」と「ちょっとした行動」の積み重ねが、このようなイベントに繋がっていくのだと思う。自由の国、アメリカで、自由な発想で、拉致監禁問題に取り組む若者が、もっともっと出てきて欲しい。

あと、一つ、このイベントの重要な意義は、主催が、アムネスティー・インターナショナルの支部(正確には、ジョージ・ワシントン大学支部)だったということだ。今回の拉致監禁問題のイベントは、アムネスティー・インターナショナルから与えられたものではなく、アムネスティー・インターナショナル大学支部の会員のアイデアから始まったものである。支部の活動内容は、本部にも報告されるはずである。


イベントの映像:
7分ほどにまとめられているので、スピーチの全部を聞くことはできないが、映像の中に出てくるスピーカーを順番に紹介したい。今回は、英文のテキストは付けないが、日本語で簡単に何を言ってるかだけを紹介したい。(映像リンクは、この記事、上のほうの画面 GW Aminesty International 03-19-2013 をクリックしてください。)

Shani Shih ジョージ・ワシントン大学アムネスティー インターナショナル
司会者の挨拶、

Yury Higuchi ジョージ・ワシントン大学アムネスティー インターナショナル会員
イベント企画者の挨拶

Luke Higuchi 拉致監禁被害者の会 代表
4名の男に担がれて、一つのビルに連れて行かれました。目が覚めると、そこは、2m x 3m 四方の、ベッドとトイレしかない独房でした。

Yumi Hoshino 拉致監禁被害者
私は、26歳の時、皆さんより少し年上だった頃、私の意志に反し、拉致され、120日間監禁されました。私の人生最悪の体験です。この事によって、人が怖くなりました。監禁中は、一人で外に出ることは許されませんでした。(脱出後)名前を変えなえればなりませんでした。再び、拉致される可能性があったからです。皆さんには信じてもらえないかもしれませんが、私を拉致し、精神的、肉体的に苦痛を与えたのは私の両親です。

Nanae Goto 拉致監禁被害者
私は、2回拉致されました。最初のは1987年で、7日間でした。7日後に逃げることが出来ました。二度目は、3年間、監禁されました(会場から、少々、どよめき)。その後、逃げ出すことが出来ました。

Mitsuko Antal 拉致監禁被害者
私も2回ほど監禁されました。1回目は、1996年、52日間、監禁されました。2回目は、1998年、72日間でした。

Hiroshi Jimbo 拉致監禁被害者
私も、2回経験があります。最初のものは1992年大学2年生ののときでした、2回目は1997年で、卒業間近のことでした。その当時、私の多くの仲間たちは、同じ体験をしました。そのことにより、ある者は教会を去りました。ある者は、数は少ないと思いますが、監禁から逃げ出すことが出来ました。

私は、幸運にも、逃げ出すことが出来ました。教会をやめたふりをして、両親を安心させることに成功し、逃げることができました。両親は、私が信仰を放棄したものと確信し、私を解放しました。私の両親は、お礼として厚みのある封筒を、信仰破壊者(faith breaker = 強制脱会説得者)、キリスト教の教会牧師に渡しました。もちろん、封筒の中身は現金です。多くのケースで、現金の授受があるものと思います。

Ichiko Sudo 世界平和女性連合 人権と女性の尊厳問題担当
信仰破壊 (faith breaking)って、何なのでしょうか?ここにいる皆さんは、多分、聞いたことはないと思います。一言で言えば、「私は、あなたの信じていることに同意しません。だから、あなたの考えを力ずくで変えます。」というものです。

日本では、何千名と言う若者、その多くは女性ですが、彼らの意思に反し、拉致され、何ヶ月、何年と監禁されています。監禁中は、宗教を強制的に変えさせてるため、精神的にも、肉体的にも虐待され、苦痛を受け、時には、食事制裁を受け、レイプされも行われています。そして、信じられないことに、そのような、犯罪行為を行っているのは、両親です。

Dan Fefferman 国際宗教自由連合 会長
私たちは、すべての人々の宗教の自由のために闘っています。日本の拉致監禁問題について、始めて触れたのは、1993年のことでした。ある国際的な宗教の自由についての会議で、日本の人達から、接触を受け、問題の深刻さについて聞きました。それ以来、私たちは、この問題に取り組んでいます。


拉致監禁の被害者の方が5名語っておられるが、そのうち、Luke Higuchiさんと、Mitsuko Antal さんは、これまで露出度が多かったと思う。このお二人の証言は、別の記事で読んだり、見たりすることができる。
Luke Higuchi さんの証言:
http://ratikan2010.blog134.fc2.com/blog-entry-90.html

Mitsuko Antal さんの、欧州国連本部でのイベントのために準備された映像:
http://humanrightslink.seesaa.net/article/301201394.html


あとの3名、Yumi Hoshinoさん、Nanae Gotoさん、Hiroshi Jimboさんは、多分、このブログでも始めて出てくる名前かと思う。特に、映像で、語っているのを見るのは、私には、初めて人達だった。冷静に語るYumiさん、深刻な内容を笑顔で語るNanaeさん、封筒の厚さを指で示すHiroshiさんに、あなたの声援を!
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最後に、もう、お一人紹介したい。このブログに、たびたびコメントを頂く「みんな」さんの、私の前回の記事へのコメントだ。
http://humanrightslink.seesaa.net/article/347217681.html#more
ちなみに、私は、日本のアムネスティインターナショナルに拉致監禁問題について対応を求めたことがあります。なしのつぶてでした。

その意味で、私は個人的にアムネスティインターナショナルについては、人権団体としてあまり評価していません。

国際的な大きな組織でしょうから、各国(支部)で温度差があるのかもしれません。少なくとも米国だけでも、人権感覚がまともであってほしいと願います。

結果如何に関わらず、やってみることはすばらしいと思います。アメリカの若者だけはなくて、当事国の日本で、なんでもいいので、たとえ、小さなことでも、行動に移すことは、大切だと思います。

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posted by 管理人:Yoshi at 12:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 人権活動 アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
藤原さん、お世話になります。

毎回、情報を流していただきましてありがとうございます。

これからもよろしくおねがいします。

 
Posted by アントール at 2013年04月02日 03:46
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