2012年11月19日

アーロン・ローズ博士 - 国連サイド・イベントで拉致監禁問題を訴える

アーロン・ローズ博士は、拉致監禁問題解決のために、過去、2年以上にわたり、真剣に国際社会に向けて訴えてきた。2012年10月31日には、国連人権理事会の日本に関する「普遍的・定期的審査(レビュー)」の作業部会が開かれたが、それに合わせて、国連本部(ジュネーブ)において、サイド・イベントを開催した。

そのサイド・イベントで、5名のパネリストが会見した。前回の記事では、ミツコ・アントールさんの証言を紹介した。そのイベント自体では、冒頭に、アーロン・ローズ博士が、拉致監禁問題解決のため、参加者の協力を求めた。

そのイベントの全内容の映像が公開されている。今回の記事は、映像をもとに、アーロン・ローズ博士の会見部分を文書化し、日本語訳を付けた。

出典元:http://vimeo.com/52998023
アーロン・ローズ博士の会見は、映像の2分8秒から始まり、約7分間です。ローズ博士は、原稿はほとんど見ないで話しています。映像を見ながら、博士の表情、手振りなど観察しながら、そして、もし興味があるなら、英語のテキストも追ってみてください。
00:02:08
Just to be very concise about it. Over the past decades a number of thousands of Japanese citizens have been kidnapped or abducted, and forced to change their religion. In many cases, these incidents have been violent, involving physical abuse. Some of the victims have been tortured. What's a peculiar aspect of this problem is that these are crimes that have been committed by close family members, generally working together with professional so called deprogrammers and religious figures from other religions... Pastors. This is not a small problem. This is not a marginal problem. This is a very, quite large scale of case of religious discrimination.

簡潔に話したいと思います。過去、数十年の間に、日本で数千という日本国民が拉致・誘拐され、信仰を変えるように強要されて来ました。多くの場合、肉体的虐待を伴い暴力的に行われました。犠牲者のある者は、拷問を受けました。この問題の特異なことは、犯罪であるということです。犠牲者は、親近家族のメンバーによって実行され、いわゆるディプログラマーというプロや、他の宗教の宗教的人物・・牧師とかと連携しています。これは、小さい問題ではありません。取るに足らない問題ではありません。きわめて大きな規模の宗教差別の問題です。

00:03:32
The Japanese authorities have been almost completely negligent in prosecuting the perpetrator of these crimes. This is where we call this; not a matter of crime, but human rights violation. The Japanese are notorious not to fulfill the obligations under the Japanese law to protect their citizens from crimes. And also they violated international legal human rights obligations by not doing so. They have violated the basic principle of affording all citizens equal concern and respect which is a principle underlying the UN human rights system.

日本政府は、ほとんど完全に怠慢であり、この犯罪を犯した人たちを起訴していません。これは、犯罪だけでなく人権侵害の問題です。日本は、自国の市民を犯罪から守るため、日本の法のもと、義務を果たさないことで、悪名高いです。また、義務を果たさないことによって、国際法の人権規約に違反しています。日本は、国連の基本的な人権の原則である平等な関心と配慮を国民に与えるという基本的原則に違反しています。

00:04:40
Now, what's the ... one of the most perplexing aspects of this problem is there is almost a complete blackout about the issue on the part of the Japanese media, on the part of Japanese civil society, by international human rights organizations until quite recently , and by international authorities dealing with religious freedom. That's why this briefing ... even though there aren't very many people here ... is important because we feel very strongly that this issue has to be brought up at the Universal Periodic Review of Japan

さらに・・・この問題について、最も厄介なことは、日本のメディアにおいて、日本の市民社会において、この問題がほとんど扱われないことです。国際人権組織は、つい最近までそうでした。宗教の自由を扱う国際機関もこの問題を扱いません。ここには、そんなに多くの人々がいるわけではありませんが、この会見は重要なものです、なぜなら、私たちは、この問題が、日本についての「普遍的・定期的レビュー」で、取り上げられるべきことと、非常に強く感じているからです。

00:05:40
There were almost no journalists who are willing to expose this problem. The NGOs in Japan have neglected this problem. and ah one might ask; why is this, why this extraordinary problem, this extraordinary case of discrimination, something has become a kind of taboo. I'm not really sure myself, there are ... about how to answer to this. It can be because of unpopularity of the religious groups involved. It can be because of the fact that this is considered as a family matter, and that it's a case of domestic violence where in other many societies authorities may be very reluctant getting involved. All those things don't really matter to me as a human rights activist. They don't provide any kind of excuse whatsoever for a failure to protect the rights of the citizens in this case.

この問題を取り上げようとするジャーナリストはほとんどいません。日本の民間組織は、この問題を無視しています。なぜ、このような異常な問題が、異常な差別の事例が、触れられることにタブーになってしまうのか、不思議に思うかもしれません。私自身も、これに対する答えは、定かではありません。人気のない宗教団体が関わっているからかもしれません。これは家族の問題としてみなされて、他の多くの国でも干渉に消極的な家庭内暴力の事例だからかもしれません。しかし、私は人権活動家として、このようなことは、重要ではないのです。そんなことは、この問題において、市民の人権を守らないことの、どんな言い訳にもならないのです。

00:07:00
And I think we have to be careful about discussing the reasons of human rights violations. That's the questions to sociologists, journalists and others. But a human rights activist, I consider my obligation to actually to assist government of Japan to uphold its international obligations. We are not here to attack government of Japan. We are here to assist government of Japan. And I think the international community needs to assist the government of Japan in this regard. Let me just conclude these remarks because I want to be brief in order to allow my colleagues and some of the victims are here to really give you the details.

人権侵害の理由について討論することには注意すべきだと思います。それは、社会学者とかジャーナリストへの質問です。人権活動家として、私の任務は、日本政府に対し、国際的義務を守るよう手助けすることだと考えています。私たちは、日本政府を攻撃するために、ここにいるのではありません。日本政府を助けるために、ここにいます。そして、この問題で、国際社会は、日本政府を助ける必要があると思っています。では、最後に、簡潔に述べたいと思います。私の仲間や、被害者もここにいて、詳細を語る時間が必要なので、短くしたいと思います。

00:07:47
A couple of years ago, I had a opportunity to meet 10 members of Japanese Diet of the parliament to raise this question. What they said was that they understood that this was a problem by the way they were aware of this problem. But they said that we need you to help us solve the problem. Japan can't do this by itself. I don't know how true that is. But it can be that some concerns expressed during Universal Periodical Review really could help us solve this problem. If that happens, it will give us a foothold for continued advocacy, for dialogue for carrying through some of the recommendation in this report which you can find. We'll give you a copies of. We need this step desperately to bring this problem up to the international level, and therefore get it solved in Japan. and so thank you very much for your attention.

2年前に、私は、この問題を訴えるため、10名の日本の国会議員と会う機会がありました。彼らは、これは問題だと理解し、この問題に気が付いていると言うのです。しかし、彼らは、この問題の解決のためにあなた方の助けが必要だと言うのです。日本は、自らで、解決できないのです。それが、本当かどうか私には分かりません。しかし、「普遍的・定期的レビュー」で、懸念が表明されることは、この問題解決の糸口になるかもしれません。もし、それが起こるなら、継続した支援運動や、このレポートに示された提言が完遂に向かう対話への足がかりを私たちに与えれくれるでしょう。このレポートを一部、お渡しいたします。私たちは、この問題が、国際レベルにまで引き上げられ、そして、日本国内で解決できるようになるため、このステップがどうしも必要なのです。皆様、関心を持っていただき、本当にありがとうございます。


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関連リンク:
★全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会ウェブサイト:
 ジュネーヴの国連欧州本部で拉致監禁問題をテーマに「サイド・イベント」
http://kidnapping.jp/news/20121112.html

★世界日報:拉致監禁の連鎖 - 国連イベントで注目集める
http://www.worldtimes.co.jp/special2/ratikankin/121105.html

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posted by 管理人:Yoshi at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 人権活動 国連/ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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