これに対し、やや日刊カルト新聞(以下、カルト新聞)がかみついた。
カルト新聞の主張はこうだ。「会見者の4名のうち一人が『市民の人権擁護の会』の世話役である。『市民の人権擁護の会』は、サイエントロジーの関連団体であり、自由報道協会はまんまとサイエントロジーの布教活動に利用された。」
で、今度は、「カルト新聞」が、20112年5月22日(火)自由報道協会で記者会見を行い、「自由報道協会主催(4月10日)の記者会見でサイエントロジーの関連団体が会見した問題を報告し、自由報道協会の問題を指摘する」記者会見を開催した。
きょうの記事は、その一連の流れを紹介したい。次回から、カルト新聞の主張を詳しく紹介し、批判を加えていきたい。
まずは、2012年4月10日(火)の記者会見から。会見者は次の4名。
内海聡氏(精神薬の薬害を考える会 幹事)
中川聡氏(精神医療被害連絡会)
米田倫康氏(市民の人権擁護の会)
田中幸子氏(全国自死遺族連絡会)
記者会見の映像を、次のリンクで見て欲しい。
http://www.youtube.com/watch?v=s5-4bZecZqM
0:04:20 で、会見者が入場。
まず、内科医の内海聡氏より、この記者会見の目的等の挨拶があり、次に、中川聡氏より「精神医療改善のための要望書」についての説明。そして、田中幸子氏より「自殺総合対策見直しに向けての意見者」の説明。そして、最後に米田倫康氏の「市民の人権擁護の会の資料」の説明となり、最後に質疑応答となる。1時間以上の映像なので、時間をつくって、腰を据えて見て欲しい。
(ちょっとこの段落、記事の本筋からそれるけれど・・・)私が、この記者会見を見て思った事は、改宗目的で精神病院に強制的に入れられ、薬づけにされた被害者の事だ。1960年〜80年代には、全く正常な大人(統一教会員)を、改宗目的で精神病院に強制的に収容する事件がいくつも発生している。彼らの証言を専門家が読めば、どんな薬を打たれていたかわかるだろう。二人の証言を紹介しておく。
朋子さんの証言(米本和広氏のブログ:火の粉を払え)
樋口さんの証言(ブログ:関西拉致監禁被害者の会)
「精神医療被害の実態報告とその改善のため」の記者会見の10日後、カルト新聞の藤倉善郎主筆が、次の3連続の記事で、その記者会見を問題視した。理由は、『最後のスピーカーの米田倫康氏は、サイエントロジー教会の関連団体である「市民の人権擁護の会」の世話人であり、自由報道協会は、まんまとサイエントロジーの布教活動に利用された』というものだ。
http://dailycult.blogspot.com.au/2012/04/1.html
http://dailycult.blogspot.com.au/2012/04/2_20.html
http://dailycult.blogspot.com.au/2012/04/3.html
そして、5月22日、今度は、カルト新聞が、「自由報道協会主催(4月10日)の記者会見でサイエントロジーの関連団体が会見した問題を報告し、自由報道協会の問題を指摘する」記者会見を開催した。その映像は次の通りである。
http://www.youtube.com/watch?v=g4vabJMcQXI&feature=relmfu
0:14:30 より会見者入場
藤倉主筆が、カルト新聞の記者会見を開いた目的を説明。そして、カルト新聞副代表である鈴木エイト氏が、サイエントロジーと統一教会の活動のリンクしている点について説明、そして、最後に紀藤氏がサイエントロジーの問題点・現状について説明し、その後、質疑応答。(もう一人、瓜生氏の発言があるが、本筋にはあまり関係ないので、ここでは省略。)
会見後、関係者がブログ/ウェブサイトでそれぞれの記事を発表した。
内海聡氏(精神薬の薬害を考える会 幹事)
記事タイトル:やや日刊カルト新聞という最凶カルト
藤倉善郎主筆 (カルト新聞)
記事タイトル:上杉隆氏、会見者がサイエントロジーだと「知ってた」
やや日刊カルト新聞主筆ブログ
記事タイトル:自由報道協会の記者会見で自由報道協会をdisってきました。
以上が、全体の流れである。(カルト新聞は、自由報道協会がカルト新聞の記者会見の内容を改鼠して告知したと批判したが、ここでは煩雑になるので省略した。次回以降の本論では触れたいと思う。)
今回は、参考資料がたくさんあるが、時間のない人は、まず、二つの記者会見の映像から始めて欲しい。どちらも、1時間以上の映像だが、二つのグループの会見の模様を比較してみて欲しい。会見の内容ももちろんであるが、話し方とか、声の出し方とか、表情とか、参考になることが多い。
次回以降の記事で、カルト新聞の発言・主張を、一つづつ批判していく。
尚、この記事のカテゴリー名である「最凶カルト集団 やや日刊カルト新聞」の命名は、上記ブログの「精神薬の薬害を考える会」の内海聡氏の付けた記事のタイトル「やや日刊カルト新聞という最凶カルト」を参考にし、拝借させて頂いた。
関連資料:当ブログ内、カルト新聞、紀藤正樹弁護士関連記事
(本文ではそんな事、言ってないけれど)藤倉善郎主筆に捧げた記事:
悪の選択理論 – 犯罪者が自らを守ろうとする防衛理論
藤倉善郎主筆のでたらめ日本語訳について:
意図ある意訳は誤訳である:「やや日刊カルト新聞」を評す
反カルト国際会議(バルセロナ)でのカルト新聞お二人の大活躍:
拉致監禁派 国際舞台の終焉(下):それに貢献した日本の若者二人
エイト君は人権問題よりも反カルト:
ちっぽけな少女の話 - 統一教会、エイト、絵美の両親、そして絵美さんへ、
紀藤正樹弁護士の都合のいい詭弁を批判:
ちっぽけな少女の話 (続) - 片手落ちの高山正治牧師と紀藤正樹弁護士のブログ記事
記事タイトルの通り:
拉致監禁実行グループの一員と化した「エイト氏」- アメリカでは完全に「アウト」!
エイト君が拉致監禁の積極的協力者である証拠を示した英語記事とその日本語訳:
A Man Who Delivered Lawyer’s Letter to Ken’s Parents
弁護士の手紙を配達した男
関連資料:他の「カルト新聞」藤倉主筆についての資料
米本和広氏のブログ「火の粉を払え」
カテゴリー:「カルト新聞と主筆様を評す」内の10本の記事
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- 意図ある意訳は誤訳である:「やや日刊カルト新聞」を評す
一つの精神薬では効果がなかった場合、複数の精神薬投与が開始される。
そうなると、患者の状態は精神疾患特有の症状なのか、薬の副作用症状なのか、訳がわからなくなる。
その結果、精神分析医ではない薬物療法に力点を置く精神科医は、さらなる精神薬を処方することになる。
こうして軽い鬱だった人が、複数薬物投与によって、起き上がれない状態になって、終日蒲団の中で生活するようになってしまう。
このことはNHKのスペシャル番組でも何回かにわたって放映されたし、朝日新聞でも連載されたことがある。
薬害問題は、エイズとか肝炎とかにとどまらないのだ。
参考サイトは、手っとり早く、http://homepage1.nifty.com/hkr/yakugai/とかhttp://blog.livedoor.jp/mizikanamondai/archives/cat_50015276.html
このことに警鐘を鳴らす団体が、サイエントロジーだろうが、日本脱カルト協会だろうが、そんなことはどうだっていいことなのだ。
ところが、偽名使いの名手・鈴木衛人こと田中清史氏や藤倉善郎氏、チンピラ反カルト2人組は、サイエントロジーが自分たちの名前を明かさず、市民団体の名前で、精神薬療法を告発するのは怪しからんという。
バカというしかない。
こいつらは本質的な問題がまるでわかっていないのだ。
この2人組は、カルト問題は正体隠し問題というだけである。勉強不足もいいとこだ。
本名・田中清史は、親からおそらく「一生の人生を清く正しく」という意味で清史という名を授かっているだろうに、衛人と名乗る。
情けないこと、このうえなしだ。
この2人組に、記者会見大好き男の紀藤正樹がくっつく(スポットライト大好き、まるで蚊のような弁護士だ)から、始末に終えない。
おそらく、Yoshiさんも知っていると思うけど、田中清史君のツイッターでここの記事の米本さんのコメントと、火の粉ブログでの米本さんのコメントをごっちゃにして、田中清史君がこうコメントしているわ。
http://twitter.com/cult_and_fraud/status/208889373989675009
>火の粉ブログの米本和広氏、また懲りずに人をバカ呼ばわりしているそうだが、
>統一協会教祖の3男と4男の争いについての文中「高額エンドレス献金の果実」「利権闘争」と記載。
>やや日の記事で私が書いた「その入ってくる果実が莫大なため」「利権継承」と酷似。
>物書きとして致命的というかただのバカ?
米本さんが、「やや日」田中清史副代表や藤倉主筆を馬鹿と表現しているのは、精神障害医療問題に関する記者会見で、その正否じゃなくて、サイエントロジー系の団体の人が、サイエントロジーの名前を出さないでいることを問題にしたことを 「バカ」と表現したのに、
別のことで、表現が酷似しているから、「僕らを馬鹿と書く」米本さんは「致命的というかただのバカ?」なんて意味の事を書くなんて・・・多分、田中清史君の頭は旅行(トリップ)しているのね。
田中清史君のモーソー力は拉致監禁派の中でも頭一つ飛び抜けていて、相手が何をどう言っているか?なんて関係なく、自分のモーソーの中で、自分の好みで話を結びつけて、これが客観的事実だと人に押しつけてくるから始末に負えないわ。
今回の連載楽しみにしているわ。がんばってね。