同じカテゴリーのこれまでの記事
渡辺博弁護士の拉致監禁を勧誘する手紙
由香里の証言:弁護士の手紙から拉致監禁へ!
同じカテゴリー内のこれまでの二つの記事で、渡辺博弁護士は、統一教会員の親に手紙を送りつけることにより、ディプログラミングに積極的に関わってきたことを明らかにした。誇張と真実でない手紙の内容は、両親の不安と心配を煽(あお)り、例外なく、弁護士に相談するよう要請している。もし、弁護士が相談を受けたなら、脱会説得者(キリスト教教会牧師)が紹介され、統一教会員子息の拉致が計画され、実行されることになる。
弁護士の手紙の1通は、2011年4月下旬、自らを“反カルト活動家“と名乗る男により、Kenの両親に手渡しで配達された。彼の名前は、「エイト」である。ICSAの国際会議に参加するときには、「Eito SUZUKI」という名前を使っている。今日の記事は、その「エイト」についてである。
Eito’s Story:
エイト氏の本名は、Kiyofumi TANAKA (田中清史)、40代半ばである。本名をなぜ公式に使用しないのかは不明だ。エイト氏は、2012年1月13日付け、彼のブログ上で、自身の行動について、自ら暴露した。
(引用開始)
引用ブログURL:
http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&ocd=user&oid=5129972&eno=318
http://dp.tosp.co.jp/index.php?ocd=user&oid=5129972&page=1&tno=&eno=318&topFlag=action=blog_view_entry&pno=1
弁護士に手紙を書いてもらったのは私からの依頼によってである。青年信者の親は、私の忠告も聞かず手紙を信者本人に見せ、それが統一協会に流れ、そして統一協会と親和性の高いこのライター*に渡ったということだ。それにしてもこの手紙の何処が“監禁へいざなう手紙”なのか、
記事更新日: 2011-01-13(金)
(*管理人註:ライターとは米本和広氏を指す)(引用終わり)
エイト氏は、次の事柄を自ら認めたことになる。
1. エイト氏は、渡辺博弁護士に手紙を書くよう頼んだ。(それ故、彼は、手紙の内容を知っていた。)
2. エイト氏は、弁護士の手紙を、Kenの両親に配達した。
3. エイト氏は、Kenの両親に、Kenには手紙のことを気づかれないようにと忠告した。
エイト氏は、Twitterでも、次のように書いている。
(引用開始)
エイト @cult_and_fraud
自称“元”統一協会信者で自称“人権活動”家のYoshiという人物。ICSAで私に 「拉致監禁に導く弁護士の手紙を信者の両親に配達し、信者救済(脱会)のため積極的に関与し、活動しています」と言ってほしいそうだ。何故「拉致監禁に導 く手紙」となるのか意味不明。短絡思考で思い込みが烈しい。
2:55 AM - 21 Mar 12 via web ・ Details
(引用終わり)
私の同じカテゴリー内、直近の記事で、元統一教会員である由香里の証言を紹介した。由香里は、弁護士の手紙の結果として、彼女の意志に反して拉致監禁されたことを証言している。もし、エイト氏が、弁護士の手紙と拉致間監禁が関係ないというなら、彼は由香里の証言が真実でないことを証明しなければならない。
エイト氏は、渡辺博弁護士同様、日本における拉致監禁に積極的に関与していると言うことであり、エイト氏は、拉致監禁活動家である。
エイト氏は、毎年ICSAの国際会議に参加している。ICSAは反カルト団体であるが、強制力を伴うディプログラミングの手法に対し、反対の立場を取っている。次の記事は、ICSAのウェブサイトからの引用である。
(引用開始)
http://icsahome.com/infoserv_respond/faq_howgetkidout.asp?Subject=From+Deprogramming+to+Thought+Reform+Consultation#More
(強調-カラー等は管理人による)
The actual process of a deprogramming, as we see it, differs a great deal from voluntary exit counseling. Some of the ideas about cults and brainwashing prevalent at the time contributed to that process. It was believed that the hold of the brainwashing over the cognitive processes of a cult member needed to be broken -- or "snapped" as some termed it -- by means that would shock or frighten the cultist into thinking again. For that reason in some cases cult leader's pictures were burned or there were highly confrontational interactions between deprogrammers and cultist.
(日本語訳 by Yoshi)
実際のディプログラミングの一連の行為は、自発的な「退会カウンセリング」とは、大いに異 なっている。その当時広く行き渡っていたカルトと洗脳理論の考えの一部が、そのディプログラミングの一連の行為に影響を与えた。カルトメンバーに衝撃、動揺、 恐怖を与え、再び思考させる方法により、彼らの認知過程においての洗脳の影響力が壊されなければならない、別の言い方をすれば、ある人たちが使った言葉だ が、「ポキッと折れ」なければならいと、信じられていた。そのような理由で、あるケースでは、カルトリーダーの写真が燃やされたり、またカルトメンバーと ディプログラマーとの間で、激しい対立的なやりとりもあった。
What was often sought was an emotional response to the information, the shock, the fear, and the confrontation. There are horror stories -- promoted most vehemently by the cults themselves -- about restraint, beatings, and even rape. And we have to admit that we have met former members who have related to us their deprogramming experience -- several of handcuffs, weapons wielded and sexual abuse. But thankfully, these are in the minority -- and in our minds, never justified. Nevertheless, deprogramming helped to free many individuals held captive to destructive cults at a time when other alternatives did not seem viable.
たいていの場合、模索されたのは、情報、衝撃、恐怖、対立に対する情緒的な反応だった。束縛、殴 打、レイプに関して - 多くはカルトメンバーにより熱烈に宣伝されているものだが – 恐るべき話もある。私たちは、元カルトメンバーと面会した事を認めざるを得ない。彼ら(元カルトメンバー)は、ディプログラミングでの体験 - 手錠の使用、武器の行使、性的暴行 - を私たちに語ってくれた。しかし、これらの事例が少数であることには感謝するが、私たちの考えの中では決して正当化できない事例である。
( 引用おわり)
すでに書いた通りであるが、由香里は、渡辺博弁護士の手紙の結果として、彼女の意志に反して拉致監禁された。ICSAは、“カルト信者の救済目的“のためのこのような強制力を伴う活動を決して正当化していない。
エイト氏は、手紙の内容を知りながら(その手紙が、本人の意志に反しての強制的な拉致間監禁へと繋がっていく可能性のあることを知りながら)、そのような手紙を、統一教会員である男性の両親に届け、ICSA国際会議では、その事を明確にせず、「やや日刊カルト新聞」のライターとして、または、「反カルト活動家」として、毎年プレゼンテーションを行っている。
ICSA国際会議でプレゼンするエイト氏(右端)
2011年7月バルセロナ・スペイン
2010年アメリカ・ニュージャージー州で開かれたICSA会議でのことである。エイト氏は、国際宗教自由連盟の会長であるダン・フェファーマン氏にある質問をたたきつけられた。次に紹介するのは、ダン・フェファーマン氏のレポートより。
(引用開始)
http://www.familyfed.org/news/index.php?id=145&page=17
One presenter, “anti-cult activist” Eito Suzuki, mentioned our campaign against kidnapping and confinement. He expressed the opinion that the main reason for this activity is to distract people from the church’s “illegal” behavior in fundraising and recruiting. He even showed a slide of our pamphlet with Mr. Goto’s picture on the front. At that point I interrupted to add that Mr. Goto was actually right there in the room. Mr. Suzuki then politely introduced Mr. Goto, which resulted in a lot of people speaking to him afterward. During the question period, I gave a brief rebuttal to Mr. Suzuki’s claim. “If you want to claim the moral high ground,” I declared, “you need to speak out against kidnapping and confinement.”
(日本語訳 by Yoshi)
鈴木エイトという反カルト活動家が、拉致監禁問題について触れてきた。彼は、「拉致監禁キャ ンペーンは、教会の違法な経済・伝道活動から、人々の関心をそらすためのものだ」との意見を述べた。さらに、後藤氏の写真が写っているパンフレットのスライドを見せた。その瞬間、私は「その後藤氏は、この部屋にいます」と、発言した。鈴木氏は、丁寧に、後藤氏を紹介した。そのことにより、多くの人が、あとで後藤氏 に話しにやってきた。質疑応答時間に、私は鈴木氏に対し、「もし、あなたが、高い道徳的立場を主張したいなら、拉致監禁に対して、強烈に反対しなければな らない。」と短い反論をたたきつけた。
(引用おわり)
エイト氏が、拉致監禁に対して反対できないのは明白である。彼は、拉致監禁活動に関与しているのだから。
エイト氏は、統一教会の正体を隠した伝道活動を非難している。同じ基準がエイト氏にも適用されるべきである。もし、エイト氏が次のICSA会議に参加するようなら、エイト氏は、ディプログラミングに対する彼の姿勢を明確に説明するべきである。会議の参加者が、彼のプレゼンテーションを正しく評価できるように。
【関連する記事】
<社会的に明らかに問題がある団体について扱うときには、必ずバランスを取るために批判者にも取材を行う。それはテレビだけでなく、メディアの基本だ>
苦し紛れ(強がり?、負け惜しみ?)の強弁ですね。見苦しい、っていうか、可哀想。
これまで、統一教会からみの報道番組・報道記事はたいてい、“統一協会ウオッチャー”の有田か、紀藤正樹弁護士らのコメントでクロージングするというパターンがお決まりだった。
ところが、TBS「報道特集」は統一教会の大きく報道をした上に、有田らにコメントをさせなかった。
有田はそれが悔しくてたまらない。
これまで事実を隠して、問題性のある部分だけを切り取って、「統一協会は反社会的団体ですから、近づかないでください」と一生懸命、国民に警戒心を植え付けてきたのに…。
な、なんということか!?
週刊文春でも報じなかった(報じることのできなかった)最新情報を一挙に報道しているではないか!
“統一協会ウオッチャー”として誰よりも多く新しい情報を持っている、という触れ込みできているのに…。
メッキがはげてしまった。
それどころか、週刊文春が歪曲報道してきたことがバレバレだ!
それにしても、有田は、公人でありながら、よくこんなブログが書けるねぇ。
政治家なら、北朝鮮と日本の関係にどう影響するか、とか、政治家らしいコメントをしろよ!。情けない!
<担当したA氏はかつて統一教会に厳しい対応をしていた。このままならば、当時私たちに取材したのも、そのときどきの方便だったということになる。価値判断なき「報道」は「中立」を装った屈服である>
おいおい、担当記者(A氏)の個人攻撃かい!
統一協会を利するようなことをすると、すぐに「御用記者だ」とレッテル貼りする。
本当、寂しい精神構造の持ち主だねぇ。
そんなふうに思う癖をつけたら、周りの人間がみんな敵にみえるようになっちゃうぞ。
ところで、最新号の週刊文春。
統一教会のことを取り上げているが、それが1992年に統一教会を脱会した飯星景子の話…。
トホホ。話が古すぎる、って!。
TBSとあまりに対照的で、惨めさが増す。
そこまでしてネガティブ報道に徹することもないだろっ。
悔しかったら、それ以上のことを書いてみろ!
どうせ、書けやしない。拉致監禁が明るみに出ることが怖いからねぇ。
いつもコメントありがとうございます。
このブログの左上の、私の「一言」ここに移しておきますね。TBS番組と、有田氏についてちょっと書きました。その「一言」は、いずれ、1週間くらいで、消えていくので・・・
<br><strong><span style="color:#0000FF;">2012-04-25 (水) 2:15pm</span></strong>
<br>今日は、オーストラリア全州でAnzac Day (アンザック・デイ)という公休日。第一次大戦で、豪州・ニュージーランド連合軍が、トルコのガリポリでの激戦での犠牲者を慰霊する日だ。
<br><br>さて、先週だったか、TBSで統一教会についての報道がされたようである。私は、見ようにも、見ることができなかった。双方(統一教会orその教会員側 と、反統一教会側)のやりとりをみていると興味深い。
<br><br>統一教会側は、これまで20年か30年か知らないが、一方的に批判しまくられてきた側にとっては、少し中立的に見えたのかもしれない。
<br><br>反統一教会側の反応は、それ以上に面白い。有田氏は、「<a href="http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2012/04/tbs_e170.html" target="_blank">放送内容は統一教会に無批判で、あえていえば宣伝番組にも見えた。</a>」と言っている。
<br><br>これまで、言うことを聞いてきたメディアが、独自に動き出すと言うことは、反統一教会側にとっては、脅威にちがいない。
<br><br>統一教会が、<a href="http://www.ucjp.org/?p=12143" target="_blank">有田氏に警告した</a>という。
確かに誤解を招くような事があったのは反省しないといけないが、それ以前にとにかく神を信じるものは許せないんでしょう。 共産主義者は、先祖をあまり大事にしないし、目に見えるものしか大事にしない。その事の方が問題である。
メディアも、日本だけが神様を信じてないということに気づいたのでは?大統領も認めたりしているのに、日本は相変わらず宗教はアヘンだという考えでいいのか?と。
●〜と言われている(そうだ、という)6回
●〜いるようだ/あるようだ 4回
●〜情報もある(あった) 3回
●〜いるとされる 3回
●〜との声があがっているそうだ 1回
こんな文を書く「記者」がこの世にいるだろうかと不可解に思いながら、最後まで読んで、納得。な〜んだ、黒山羊さんだったのかぁ。
シュルンルンそして、ガッテン・ガッテン。
どの作文がそうなのか、ひまなときにURLを教えてください。17回もの間接情報表現を多用する公開文章は、おそらくギネスブックもの。申請してあげなきゃあ。
あっ、こんなことを書けば、また「デマライター」って書かれちゃうなあ。
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2012-05-05 (土) 8:25pm
新聞記事で、次のような表現が何回も出てきたら、どう思う?
●〜と言われている(そうだ、という)6回
●〜いるようだ/あるようだ 4回
●〜情報もある(あった) 3回
●〜いるとされる 3回
●〜との声があがっているそうだ 1回
自分がはっきりと言える確証がないのだろうか、「みんながこう言ってるよ」ってもちかけて、それが最後まで続いている。自信のなさが、こちらにまで伝わってくる。
私がブログの記事を書くときには、決して使いたくない表現、最低連発はしたくない表現だ。こういう表現を連発すると、「読者はこう思う」ということを、見せてくれた、すばらしいサンプルだ。
誰の記事かって?「弁護士の手紙を配達した男」の人です。こんなことを書くと、もっと嫌われてしまいそうだが、言ってあげることも必要かなと思って・・・ (コピー終わり)
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そしたら、上記の通り、米本さんにコメントを頂きました。エイト君の記事はこれです。
記事タイトル:韓国保守系団体が統一教に抗議デモ、『退陣要求』『告発』『行方不明』に『逃避行』も、教祖の“御子息・御息女”を巡る諸事情 (2012年5月4日付 やや日刊カルト新聞)
http://dailycult.blogspot.com.au/2012/05/blog-post.html#more
伝聞表現は確かに17箇所ありました。
黒山羊さんはたいした文筆家です。
これなら、彼を採用したいという媒体企業が出てくるかもしれません。
どこか?ですか。
そりゃあ、言わずと知れた有限会社「ザ・怪文書」ですよ。