今回の記事では、出発後の約2週間ダラスに到着までを追ってみた。
アトランタを出た後の、足取りは次の通りだ。Google Maps とかで、アトランタからダラスまでを見ながらたどっていくと、理解しやすかもしれない。
通過していった州と都市・町はこんな感じだろうか。アトランタからダラスまで、距離にして約750マイル(1200km)といったところだ。
Atlanta, Georgia (都市名, 州名)
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Birmingham, Alabama
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その後南西に進路を取り、そしてTuscaloosaの町からより内陸よりに入る
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Mississippi川をわたり、Arkansas州に。
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Dallas, Texas
時間と共に、Seijin君とJoshua君の通った跡を、写真付で追ってみた。参考にしたのは、Seijin君のFacebook や、Twitterでの発信。あと、サポート役のLuke Higuchiさんからの情報だ。(多少、日にちが多少ずれている可能性もあり。)
2011-12-15 アトランタ発(その模様は、旅立ち編を参考に)Deaparture from Atlanta
2011-12-17 この日、70マイル(112km)走り、途中でアラバマ州に入る。
On the way to Birmingham

2011-12-19 革命と和解の都市バーミングハム到着 キング牧師の銅像の前で
In front of Martin Luther King in Birmingham
2011-12-19 キング牧師ゆかりの教会 16th Street Baptist Church の牧師から祝祷
バーミングハム市の「16th Street Baptist Church = 16番通りバプティスト教会」は、公民権運動の拠点になった教会だ。公民権運動の盛り上がる中、1963年9月15日、教会に爆薬が仕掛けられ、4人の黒人の女の子が亡くなった。合同葬儀には、キング牧師が弔辞を述べた。」
2011-12-22 ミシシッピー州にはいる。この日は80マイル(128km)走る

2011-12-23 一日中、雨と寒風。この日はなんとか60マイル(96km)
2011-12-24 自転車のフレーム(リム)を体に合ったものと交換してもらう
日本人家族の家に泊めてもらい、久々の家庭料理。
2011-12-26 ミシシッピー川を渡り、アーカンサス州に入る。残り1880マイル(3008km)

2011-12-27 アーカンサス州マグノリア(Magnolia)通過、きょうは80マイル(128km)
2011-12-28 テキサス州に入る Mt. VermonあたりでCamp
2011-12-30 ダラス着、数日間のオフ、空路ニューヨークに向かいCARPのイベントで拉致問題を訴える
Entering into Dallas. A few days off, and speaks at a CARP event in NYC

2012-01-02 ダラスの市庁舎前で「宗教の自由集会」開催
"Faith, Freedom & Family Rally" at the City Hall Plaza in Dallas




2012-01-02 集会後、西へと向かう二人


ダラスでのラリーの様子
ダラスの「宗教の自由集会」は、2012年1月2日午前10時にダラス市のシティーホールプラザ(市庁舎)で行われた。市長 マイク・ロウリングス(Mike Rawlings)の挨拶が、トークショー司会者のエスター・デイビス女史により代読された。地元の市民運動、宗教指導者も参加し、基調演説は、ダラス市内の Church of Living God 教会のハロルド・エドワーズ(Harold Edwards)牧師が行い、「1966年以降4000名以上の日本の統一教会員が犠牲になっています。多くは、何ヶ月、何年も改宗目的で監禁され、精神的、肉体的虐待を受けています。」と、参加者に語った。
ヒューストン在住のタエコ・ホワイト(Taeko White)さんは、自らの1981年の拉致監禁の体験を語り、彼女の息子ジェフリー(Jeffrey)君(24才)も挨拶に立ち、お母さんに賛辞を送った。
今後、通過していく都市で、このような集会を持ちながら、最終都市のLos Angelesに向かっていく予定だそうだ。
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<ダラスの「宗教の自由集会」は、2012年1月2日午前10時にダラス市のシティーホールプラザ(市庁舎)で行われた。市長 マイク・ロウリングス(Mike Rawlings)の挨拶が、トークショー司会者のエスター・デイビス女史により代読された>
不当ストーカー判決で終わった昨年。今なお、拉致監禁グループの一人として断罪されることなく、信教の自由の何たるかも分からない、お寒い限りの日本。
その意味で、このニュースほど、希望を感じることはありません。
どうして、日本と米国で、こうも反応が違うのか。
心底、日本政府の無知・無能ぶり、日本のマスコミの島国根性、村八分根性の根深さを痛感します。
心から2人の旅、宗教の自由集会の成功を祈っています。
私、英語が、それほどよくわからなくて。yoshiさん、このレポートを読んで、どんな印象を受けますか?
記事と関係なくてすみません。URLは以下です。
http://www.hrwf.org/Joom/images/reports/2011/1231%20report%20final.pdf
コメントありがとうございます。まだ、全部は読んでいませんが、このレポートは、「国境なき人権」が、自ら調査を行い責任を持って書いたレポートで、「国境なき人権」の真剣さを感じることができます。公式の日本語訳はまもなく出ると聞いていますが、このブログでも、要約とか一部紹介とか、取り上げたいと思っています。
下記は、昨夜、このブログの左上で書いたことですが、1週間で消えてしまうのは、もったいないので、以下、転載しておきます。
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2012年早々ですが、日本の拉致監禁反対運動にとっては、一つの大きな節目ともなるかもしれないビッグニュースが飛び込んできました。
ベルギーの国際人権団体である「国境なき人権 Human Rights Without Frontiers Int’l」が、日本の拉致監禁問題についてのレポートを発表いたしました。ほんの数ページのレポートではありません。60ページ以上に及ぶレポートです。
タイトルは、Japan - Abduction and Deprivation of Freedom for the Purpose of Religious De-conversion で、日本語なら、日本 - 強制改宗目的のための、誘拐と自由の剥奪
2010年の10月に韓国のSBSが、拉致監禁問題で1時間番組を放映しましたが、それ以上にインパクトのある内容です。レポートは英語ですので、ほぼ世界中の政府関係者、他の国際人権団体等、読むことができます。
レポート最後の方に、興味深い(注)がありました。(今はまだ、ほんのパラパラと読もうとしただけなのですが、紹介したいことは、すでに山ほどあります。)Human Rights Without Frontiers tried to contact English-speaking leaders of anti-cult movements in order to get their perspective but never got any reply despite reminders.
日本語に訳すと、「国境なき人権は、(日本の)反カルト運動の英語のできるリーダー達に、彼らの見方について聞くため、コンタクトしてみたが、再三の催促に関わらず、返事はまったくなかった。」
ここに毎日のように来て下さる方は、「反カルト運動の英語のできるリーダー達」というのは、すぐに推測できるだろう。国際社会ではすでに「終わった」彼らなのです。
内容の紹介をしないで、こんなことを言うのも、説得力がないですが、現在進行中の裁判(後藤裁判とか)にも、大きく影響を与えることのできるレポートだと思います。
かなり希望を感じました。
60ページとは、かなり膨大なレポートですね。
私も、英語がわからないながら
、英文を流してみたのですが、強制説得者の名前が、ところどころに出てきていて、何が書かれているのか、本当に気になりました。
記事、楽しみにしています。