2010年10月06日

★きょうは管理人が語ります。

管理人の独り言
記事の訳だけしていて、ちょっと退屈してきました。きょうは、すべて私の文章で、私の思っていることを、思いっきり書きます。書き出すと止まらない悪い癖があります。ちょっと、長くなるかもしれません。今夜、韓国のSBS(テレビ)で、「拉致監禁を追う」という特別番組(1時間)が放映されるとの事です。その、テレビ放映がある前に、書いておきたいのです。これから長く、この拉致監禁の人権問題を扱っていく上で、私にとっても、大切だと思うからで、今、感じていること・考えていることを残しておきたいのです。

私は、元統一教会員です
教会の活動を行ったのは、18才から約10年です。1977年から4年間は学生として、その後、4年間は東京で、そして、確か25才の頃、ニューヨークに渡りました。アメリカ滞在中に、「アメリカ滞在のビザのはっきりしない者はアメリカを出るように!」との、指示がありました。私の教会の仕事上のボスは、「アメリカを出てくれたら何をしてくれてもいいから」と、えらく、理解のあることを言ってくれました。そこで、私は、「これからは、統一教会の世話にならず、自分で生きていこう。」と、密かに決意し、完全に教会の仕事は辞めて、一般の仕事を見つけ、新しい人生のためお金を貯め始めました。多分、1988年の始め頃だったと思います。88年の暮れには、長男がニューヨークで生まれました。(奥さんはオーストラリア人です。)

そして、1989年にオーストラリアに移住してきました。落ち着いた先は、豪州大陸ではなくて、その下にある小さな島、タスマニア島(面積は北海道と同じくらい)でした。奥さんの家族がいたからです。統一教会なんてないし、だいたい日本人が同じ都市に数名しかいなくて、教会の世話にならず生きていくと決意した私にとっては、いいトレーニングの場所ともなりました。

1992年、メルボルンに移動し、現在に至っています。別に、統一教会に離教届けを出しているわけではありませんが、教会にも行かず、日曜日の献金もせず、統一教会員がしないといけないであろう信仰生活もしていません。もう、これが20年くらい続いています。メルボルンでは、仕事、趣味、スポーツ等で、たくさんの日本人たちとも交流がありますが、私が若い頃、統一教会にいたということは誰も知らないし、あえて言う理由もありませんでした。

自分の過去を明かすのか、明かさないのか?
今年(2010年)の始め、統一教会の拉致・監禁問題をインターネットを通じて知るようになり、そしてその解決のために、「自分で何かできることはないか」と考えるようになりました。そして、まず、思いついたのがこのブログを始める事でした。一つ、深刻な問題がありました。自分の過去を明かすのか、明かさないのか・・・ということです。ブログで出会うかもしれない人々は、直接に会ったこともない人たちで、そんなに気にしなくてもいいのかもしれません。明かしても、私が特定されることはほぼありません。3日ほど悩み、明かすことを決意し、9月の始め、ブログを始めました。やはり、特にこの拉致・監禁問題を扱うためには、自分の過去の事実にも、忠実であるべきと思ったからです。

今朝の事ですが、私の愛読しているブログ「反カルトからの自由」の管理人でいらっしゃる早川氏の記事を読みました。私のような立場でも「元教会員」と発表することは、私なりに勇気のいることでした。早川氏の場合、尊敬する「心の師」にカミングアウトしないといけないというのは、私のとは比較になりません。早川氏の勇気と行動に敬意を表します。

なぜ、私が、統一教会の拉致・監禁問題を扱うのか?
それは簡単です。人権侵害問題だからです。統一教会を擁護するためではありません。

人権侵害問題はたくさんあるのに、なぜ統一教会の問題を?
これは、私の過去に影響があると思います。統一教会にいた10年間は、別に人に強制されたわけでなく、誰かにだまされたわけでなく、自分の自由意志で決めた10年間です。楽しいこともあったし、勉強になったこともあります。だいたい、もし、その10年がなかったら、私が、今、海外にいるなんて事は不可能な事です。多くの場合、いわゆる人権活動家は、身近な事件を教訓に、運動に参加します。(私の事を、人権活動家と呼ぶには、あまりにも、まだ未熟ですけど・・・)

ある弁護士の見解
先日、記事を訳している時、ある弁護士が、「統一教会が拉致監禁を持ち出したのは、教会に対する霊感商法の調査の矛先を、拉致監禁へと変えさせるためだ。」と発言していました。

私は、統一教会の動機は知りません。しかし、私が、この拉致監禁を知ったのは、日本の統一教会のウェブサイトです。統一教会がこの拉致監禁問題を真剣に取り上げ始めたからです。統一教会は、もっともっと、拉致監禁情報をオープンにすべきです。自らの教会のメンバーが、過去40年間に4000名以上も、不法に人権侵害を受けてきたのに、最近まで、ほとんど何もしてこなかったというのは驚くべきことです。

普通、弁護士さんというのは、人権には敏感なのではないでしょうか?霊感商法を訴えたいなら、どんどんやればいい事です。そして、拉致・監禁の人権問題も、しっかりとやって頂きたい。発言からすると、拉致監禁の事実は認めていらっしゃるようですし、人権問題を切り離して考えればいいことです。もし、できないようなら、きっと何かの深い事情がおありなのでしょうか?

他にも、国会議員をされてる方の、興味深い発言がありますが、それに対するコメントは、次の機会にしたいと思います。

拉致・監禁問題の解決する日まで
最終的には、脱会した人、もとの教会に戻った人に関わらず、被害を受けた人たちの心の傷が癒される時まで続くと思います。つい、1ヶ月ほど前までは、何かしたくても、何をしてよいか分らなかった頃は、まるで、観客席から、声援を送ってたような感じです。今は、フィールドまで出てきて、何でもいいからできることを始めた状態です。

人権活動について
最近は、人権活動のためのウェブサイトもよく見ます。最近、印象を受けた内容で、「人権活動に対する心得」と、いうのを英語サイトで見つけました。

1 現実的であれ
すぐに結果がでるだろうという期待を持つな。徐々に起きる変革の本当のチャンスを逃すかもしれないよ。

2 あなたの運動に反対する人を憎むな
あなたの逆の立場にいる人たちとコミュニケーションできなければ、他の一般の人々をあなたの側に連れてくることはできない。(私の考えでは、反対する人と激しく討論するのはコミュニケーションの一つだと思います。)

3 希望を失うな
活動の最中においては、失望することも多いが、普通、時間がかかるものだ。アメリカでは女性の参政権は1700年代に運動が始まったが、実現したのは1920年だ。

最後に
今夜、韓国SBSで、「拉致監禁を追う」という特別番組が放映されます。まだ、私としては、どんな編集方針なんだろうかと、少し疑っている面もあります。拉致監禁の人権侵害にスポットをあてた番組なら、大きなインパクトがあるのは必至だと思います。そのような内容であって欲しいと切に希望致します。

いずれにしても、まだまだ、先は長いと思います。私は、私のできることを、一つづつ、やっていきたいと思います。長い文章、ここまで読んでくださった皆様に感謝いたします。


posted by 管理人:Yoshi at 22:16| Comment(2) | ★管理人挨拶/コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
米本さんのブログにちょくちょくコメントを入れさせてもらっている者です。
Yoshiさんのブログは私(たぶん多くの人も)が求めていた、願っていた、そのものです。
拉致監禁問題は社会科(公民)のテキストに掲載されてもいいような、重大問題だと思います。人権を獲得してきた歴史の中で、きっかけを作った一大事件として。
12年にも及ぶ監禁を起訴しない、ということは、日本の検察がこれは逮捕監禁罪(憲法の自由権の侵害)に当たらない、と判断している、ということになります。
親が子供を長期間部屋に閉じこめてもいいケースは子供が太陽光に当たれない病気を患っている場合か、いわゆる精神的におかしい場合だけだそうです。つまり、統一教会を信じる者はキチガイだ、と言っている訳です。
人の信仰と精神異常を同じに見る、こんないい加減な話がまかり通っています。
この事件をきっかけに日本の人権のレベルをもう1段階、高めなければなりません。
残念ながら日本人だけで、この課題は克服できそうにありません。海外からの声が大きな力を持ちます。
英文を併記されたYoshiさんのブログは、必ずや、海外の識者の目にとまり、日本の問題性を問う声に発展するものと確信します。
本当にこんなブログがあったことを知り、感謝、感激です。
ますますのご活躍を期待しています。
Posted by みんな at 2010年10月07日 09:06
みんなさん、
コメントありがとうございます。さきほど、SBSの映像をみることができました。言葉は分らなくても、涙が出てきそうです。みんなさん、これからも、どうぞ、よろしく。
Posted by Yoshi at 2010年10月07日 19:48
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。