アメリカ連邦政府の諮問機関である「国際宗教自由に関するアメリカ委員会」の報告書には、はじめて、日本の拉致監禁問題が取り上げられた。「アメリカ委員会」の報告書は、国務省の報告書と違い、世界のすべての国のレポートを網羅するのではなく、宗教の自由の深刻な問題のある国だけを取り上げるレポートである。そして、そのレポートを引用し、ワシントン・ポストが日本の拉致監禁問題を扱った。
2012年以降、そういう変化が可能になったのは、「国境なき人権」が、客観的な立場で、日本の拉致監禁問題を調査し、「拉致監禁は存在する」という結論に至り、報告書にまとめたからである。「国境なき人権」の調査団だけで、そのような報告書が可能になったのか?きょうは、「国境なき人権」報告書の陰の立役者の一人について書いてみたい。
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