2012年10月31日

国連で拉致監禁問題のサイド・イベントとローズ博士の一貫した姿勢

最下段に追記:2012-11-01 夜

前回の記事「拉致監禁問題が、国連人権理事会の国別審査(UPR)の場に」より続く。

前回の記事で、国連人権理事会によるUPR(Universal Periodic Review = 普遍的・定期的レビュー)制度について説明し、2012年10月31日(水)の午後2時から、ジュネーブ国連本部にて、日本に関するUPRが開催されることを伝えた。

その直前の、12時〜2時まで、UPRと同じ会場である欧州国連本部でサイド・イベントが開催される。サイド・イベントとは、国連の正式な会議とは別に、国連本部の会議室を使って、さまざまなNGOが開催する会議やイベントを指す。

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2012年10月29日

拉致監禁問題が、国連人権理事会の国別審査(UPR)の場に。

国連(国際連合 United Nations)総会の補助機関として、2006年に創設された国連人権理事会 (United Nations Human Rights Council) という機関がある。加盟国の人権状況を把握し、見直し、改善するため、そして、深刻かつ組織的な人権侵害に対処する常設機関である。スイスのジュネーブが本拠地である。

国連人権理事会の事務局機能を担っているのが、国連人権高等弁務官事務所 (Office of the United Nations High Commissioner for Human Rights, 略して OHCHR ) である。

国連人権理事会の目的遂行のため Universal Periodic Review (UPR) と呼ばれる制度がある。日本の外務省のウェブサイトでは、「普遍的・定期的レビュー)」と訳されている。Review (レビュー) は、審査のことである。

UPRの審査は、2008年から実施されている。192の国連加盟国を4つのグループに分けて、それぞれの国の人権状況をを4年に一度、審査しようとする制度である。前回のUPRでの、日本に関する審査は、2008年だったので、今年がそのUPRの年に当たることになる。今回の日本に関するUPRは、2012年10月31日(水)午後2時〜午後6時に実施される。

本日の記事は、UPR (普遍的・定期的レビュー)での拉致監禁問題の取り扱いについてである。


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2012年10月25日

統一教会文教祖の死去:全国霊感商法対策弁護士連絡会の「アピール」

統一教会の教祖文氏の死去に際し、これまで、アイリーン・バーカー博士、現参議院議員の有田芳生氏、やや日刊カルト新聞のコメント・声明文を紹介してきた。

全国霊感商法対策弁護士連絡会(以下、全国弁連)が2012年9月7日付けで「アピール」文を、全国弁連のウェブサイトで発表した。今回の記事では、そのアピール文を紹介し、少々気になる点を取り上げたい。

以下、そのアピール文である。

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2012年10月16日

後藤裁判(2012-10-09)傍聴

10月9日(火)午前11時、東京地方裁判所709号室にて、後藤裁判の第10回口頭弁論が開かれた。今回の日本帰国中、この裁判を傍聴した。正確に言うと、この裁判を傍聴するため、日本に帰国した。

両者(原告側と被告側)のやりとりについては、すでに、「拉致監禁 by 宮村の裁判記録」でアップされているので、そちらを参考にして欲しい。
http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/blog-entry-123.html

また、「被害者の会」から、インタビューを受け、その記事が「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」のウェブサイトに掲載されている。
http://kidnapping.jp/news/20121015.html

きょうの記事は、上記ブログに掲載されていること以外のことを中心に、私が見たり、感じたことである。

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2012年10月11日

2012年10月7日(日)荻窪 - 松濤 Walk

2008年2月10日、後藤徹さんが、12年5ヶ月監禁されたアパートから捨てられるように追い出された。後藤さんは、近くの交番で助けを求めるが、相手にしてもらえず、渋谷区松濤までの10キロの道のりを歩いた。

昨年に引き続き、東京訪問の機会に、荻窪から松濤までを再び歩いてみた。昨年は、一人だったが、今年は、拉致監禁の被害者であり、拉致監禁反対の活動家である2名の女性が一緒に歩いてくれた。
yamate doori girls feet.jpg
2012年10月7日撮影
山手通りの改修工事も、一部を残してほぼ完了していた。後藤さんの前に立ちはだかった「死の歩道橋」(保土ヶ谷歩道橋)は、エレベーターが取り付けれられ、歩道橋の階段の入り口は、場所が変わって新設されていた。

1:30pm 荻窪駅集合、監禁アパートに移動
1:40pm 天沼(あまぬま)陸橋交差点より、開始
3:04pm 青梅通りから、山手通りに入る(中野坂上駅)
3:55pm 代々木八幡入り口でトイレ休憩
4:20pm 松濤2丁目交差点着 (歩行時間:2時間40分)
その後、もう一人が合流し、4名でお茶にする

yamate doori walking girls.jpg
2012年10月7日撮影
わずかに残る工事区間。2008年当時は、こんな工事が山手通りのいたるところで、行われていたはずである。現在は、1枚目の写真に見えるように、山手通りは、ほぼ、ほとんどの区間で、整備されたきれな歩道が続いている。

では、また来年(2013年)、私の日本帰国時に、荻窪 - 松濤 ウォークを企画したい。

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2012年10月02日

統一教会文教祖の死去:やや日刊カルト新聞の声明文

統一教会の教祖・文鮮明氏の死去に際し、宗教社会学者のアイリーン・バーカー女史は、「ひとつの時代の終わり」と表現し、有田芳生氏は、「南北朝鮮に生きる人々の歴史の重みを感じた。今後も統一教会を監視・批判していく」と言った。

今回は、このブログでも、たびたび登場する「やや日刊カルト新聞(以下、カルト新聞)」の「文氏の死去に関する声明文」を紹介したい。カルト新聞主筆の藤倉善郎氏は「生きていても迷惑、死んでもなお迷惑。それが文鮮明という人間である。」と言い切った。

以下その声明文の全文である。

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posted by 管理人:Yoshi at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 統一教会:教祖の死と今後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする