2011年06月28日

脱カルト協会公開講座で、被害者、牧師に直接抗議

追加情報、本文最下段に追加:2011-06-29

7月の第二週に行われる、ICSA(国際カルト研究協会)による国際会議の事を記事にするため、情報集めをしているところだった。ちょうどいい日本脱カルト協会主催の公開講座のニュースが入ってきた。

2011年6月25日(土)京都にて、日本脱カルト協会主催による公開講座が開かれた。テーマは「カルト問題から見た大学の役割」というものだ。やや日刊カルト新聞で、すでに扱っているが、抗議行動等のビルの外のレポートしかない。

http://dailycult.blogspot.com/2011/06/jscpr.html
http://dailycult.blogspot.com/2011/06/jscpr_27.html

ビルの中では、どんなやりとりがあったのだろうか?カルト新聞が書くことのできなかった(または、書きたくなかった)、ビルの中での出来事を、参加したある人からレポートを頂いた。外の様子は写真付のカルト新聞でも読んで欲しい。中の様子は、写真撮影は不可だったらしく、写真はないが、以下のレポートを読んで欲しい。

尚、カルト新聞の上記記事を書いたお二人(藤倉主筆と、”鈴木”エイト氏)は、来週は、スペインのバルセロナのはず。ICSAは、日本脱カルト協会と反カルトという点で似ている所も多いが、違うところもある。しばらくしたら、その記事を書くので、勉強してから行って欲しい。


以下は、公開講座に参加した方より送付して頂いたレポートである
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2011年6月25日土曜日、JR京都駅、駅ビル西側ビックカメラ前、30人程が3つグループに別れ横断幕を持ちながら抗議行動を行っていた。横断幕には『本日の講師、自称脱会カウンセラー高山正治牧師は被害者に謝罪せよ!』と書かれてある。被害者と言うのは統一教会員で拉致監禁された被害者のことだ。

この日、日本脱カルト協会主催、日本学生相談会後援により『カルト問題からみた大学の役割』と題して6名のパネリストを迎えての講演会が開かれた。横断幕に書かれた高山正治牧師とは倉敷めぐみキリスト教会の牧師。この日、高山牧師は『宗教者と大学の連携』と題して講演をすることになっていた。

脱カルト協会は1995年設立され以来、一年に一度、カルト問題についての公開講座を行ってきた。今年は今までと違った緊張した公開講座となった。それというのも、今年は統一教会員約30名程のメンバーが会場に入り、口座を聴く姿勢を見せたからだ。12時30分から始まった会場のある4階の受付前には早くも列を作り、入場料1,000円を支払い、参加者名簿に記載、名前と所属団体を書き込むようになっていた。意外と学生が多く、大学名などが書かれている中、一際目立つ所属団体にCARPまたは統一教会があった。主催側の脱カルト協会にしてみれば今までカルトとして取り扱って来た教団現役信者がその場に30名程参加することは大変なプレッシャーとなるであろう。この日公演予定の高山正治牧師はそれ以上の圧力を感じていたはずだ。

会場時間の12時30分から続々と入場者が来場し、150名あまりの参加者で会場の席は埋められた。 司会者 慶応義塾大学 平野学氏がマイクをとり開講、その後マイクを握ったのがある弁護士だった。『プログラム上では鈴木文月となっておりますが、私が代わり勤めます』と、落ち着きのない少し興奮気味な態度でアナウンスを行った。『会場内では一切の撮影、録音が禁止されており、もしその規則に背く行為を行った者は退場、場合によってはすべてのデータの削除をさせて貰います。』必要以上に、ピリピリした口調で念を押すようにその臨時司会者は話す。彼は会場前の広場で、そわそわと何度も会場を出入りし、デモの様子の写真を撮影、少し落ち着きのない行動が目立っていた。

プログラムが始まった。はじめに、脱カルト協会代表理事西田公昭氏の挨拶、続いて『学生支援とカルト対策について』と題し岡山大学松岡洋一氏、『高校教育からの取り組みについて』と題し日蓮宗僧楠山泰道氏がそれぞれ公演した。

いよいよ高山正治氏の順番がやってきた、緊張したおもむきで壇上に立った高山牧師はゆっくりとした口調でパワーポイントに合わせて手元の台本を読み始めた。プログラムに書かれてあるテーマ『宗教者と大学の連携』という題名が、講演内容に適したのもではないかも知れないと前置きした。統一教会のメンバーが参加している為、終始言葉を選び慎重な口調で話し、事前に視聴者に配られた講演内容には、事例報告として、その下には *愛知大学の例:トップダウン方策、早期発見、カウンセラーと協力体制で10人程度が脱会 と書かれ、その下には*岡山大学の例、*大阪大学の例 *島根大学の例と書かれてある。

高山牧師は『その事例報告は本日は統一教会の方々が多く参加されておられるのでこの場での話は遠慮させて頂きたい』と説明した。彼が脱会カウンセラーとして関わってきた強制改宗の実例を並べて、以下にどれだけ自分が脱会させたかを自慢するつもりだったのだあろう。その会場のほとんどはカルトから脱会した者、そしてその家族が参加していたはずである。その実績を誇り賞賛して貰える視聴者だけを前提に作られた台本だったはずである。そこに統一教会のメンバーの参加により、動揺が隠し切れず、緊張のあまり話が飛び飛びになり、急遽公演内容も削除する部分が多かったのか、予定時間より早く終了した。

そして続く3名の講義が終了。質疑応答はあらかじめ準備された質問用紙に記入のうえ提出し、主催者側が選んだ数件の質問のみとなった。こうして緊張感に包まれた公開講座のプログラムが終了した。

プログラム終了後、もうひとつのドラマがあった。

統一教会信者であり拉致監禁被害者M氏は、彼の親族によって、鍵の掛かったマンションの一室に拉致監禁された。高山正治牧師(本日の講演者)は、その背後で細かい指示をし、保護説得の名の下に、その一室に現れては、M氏に対して、一方的に統一教会教理の矛盾、教祖の文鮮明師に対する中傷罵倒を繰り返した。

M氏は、その脱会説得・拉致監禁の体験の詳細と抗議文を書いた手紙を準備した。講演会が終わり視聴者が立ち上がり始めると、M氏は緊張しながらも、高山牧師の真実の素顔を他のパネリストに知ってもらう為、一人ひとり丁寧に挨拶をし、封筒を手渡した。パネリストは丁寧に包まれた封筒と内容を承諾した上、受け取ってくれた。

同じく、その公開講座に参加したA氏がいる。A氏も拉致監禁の被害者である。

公開講座で瓜生氏は、キャンパスで行われる学校当局が行う、カルト信者に対する強引な訊問、強制的な私物調査などのやり過ぎた行為によるカルト取締りを寸劇を交えて訴え、カルト信者側に立って思いやりと、愛する気持ちをもって説得すべきであり、学生が相談することができる担当者にならなければならないと訴えた。

そんな姿勢である瓜生氏に対してA氏が『瓜生先生は拉致監禁による強制改宗をどう思われますか』と尋ねると、『それに関してはノーコメントですね。』答えた上、改めて強調して言った一言は『‘‘‘でも私はそのようなことはやってませんから・・・』と自分を保護し、いかにも他の反カルトの立場に立ち脱会カウンセラーが行っている暴力的な違法な拉致監禁による強制改宗には自分は関わってないと言うような言い方であった。

最後に会場が閉まる時間になり、慌てて乗ったエレベーターに主催者代表理事西田氏と同乗し、降りたタイミングで抗議文を手渡した。彼はM氏の誠実な態度に反応し、快く受け取ってくれた。

そして、1回のロビー、M氏が振り向いた瞬間、その目の前を次のエレベーターで、高山牧師が降りて来た。A氏が『高山先生』と声をかけて駆け寄ると、長髪で細い目でヒョロっとした青年が前に立ちはだかり、高山牧師のボディーガードのような態度をとった。駆け寄ったA氏とM氏が暴力でも振るうかのような過剰な対応だ。丁寧に挨拶し高山牧師に近づき、M氏が高山氏に自己紹介すると、高山氏はしばらく記憶の奥に思いを廻らす様子、M氏が広島でお世話になったと言った瞬間思い出したかのように、『ああ・・・あの時の・・・お父さん亡くなったんだよね。』とM氏に言った。M氏が続けて『先生は今もあの様なことをされてるのですか?』高山氏『いや、もう私はあの様な過激なやり方はやっていないよ。』返答、『僕も心を痛めたよ。』と続けた・・・。

M氏は抗議文の最初に『高山牧師の顔を見ただけで、監禁された当時の恐怖がよみがえり、フラッシュバックを起こすかもしれないという不安を抱えながらも、私は貴協会の公開講座に参加した』と綴っている。
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以上、レポート終了


1. 勇気ある被害者M氏の行動に敬意を表する。しかも、フラッシュバックや、過去の恐怖がよみがえるかもしれないという恐怖の中での行動である。被害者が、しかも、反カルト陣営(= 拉致監禁推進・容認派)の集まりの中で行動を起こした事は、価値のあることである。これまで、表に出てくることのなかった拉致監禁牧師にとっては、恐ろしい時代がやって来るのかもしれない。

2. 高山牧師は、「もう、あのような過激な方法はやっていないよ。」と答えている。では、今は、どんな方法でやっているのだろうか?それも、言えないほどの、方法なのだろうか?高山牧師は、犠牲者に謝罪すべきである。

3. 高山牧師は、講座の内容を変更・削除されたらしいが、正しい事をしているんだったら、もっと正々堂々と発表されたらどうか?

4. ICSA(国際カルト研究協会=反カルト協会)は、今年の会議では、拉致監禁問題でDeprogramming in Japanという分科会で、合計1時間半にわたって、日本の拉致監禁の様子を話すことになっている(この件に関しては、次回の記事で詳報する)。日本脱カルト協会も、みならったらどうか?


追加情報 2011-06-29:

高山牧師と会話した被害者のM氏とは、松本拓也氏(41)です。
http://www.ucjp.org/?p=8586

松本拓也氏の陳述書は、次のサイトで読むことが出来ます。(パネリスト達に手渡した抗議文ではありません)
http://ratikan2010.blog134.fc2.com/blog-entry-28.html


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2011年06月25日

フェファーマン氏の拉致監禁反対の孤独な闘いat ICSA会議

2011年6月から7月にかけて、新宗教研究、カルト研究に関する国際会議が立て続けに行われる。6月21〜23日には、台湾でCESNURの国際会議が行われた。7月7〜9日には、スペイン・バルセロナで、ICSA(International Cultic Studies Association = 国際カルト研究協会)の国際会議が開かれる。

その今年の、ICSA会議について書く前に、昨年、アメリカのニュージャージー州フォートリーで行われたICSAのレポートを紹介したい。記事を書いたのは、ICSA会議に過去10年以上にわたって、参加している、国際宗教自由連合(統一教会の関連組織)会長のダン・フェフェーマン氏(統一教会メンバー)である。彼(統一教会員)は、反カルト陣営にひとり乗り込み、孤独な闘いをしてきた人物である。

とりあえず、昨年のレポートを読んで頂き、1週間くらいのうちに、今年(2011年)7月にバルセロナで行われるICSA会議の紹介をしたいと思う。


記事タイトル(原文):Confronting Unification Church Critics at the ICSA Conference
タイトル日本語:ICSA会議で、拉致監禁批判に立ち向かう
出典URL:http://www.familyfed.org/news/index.php?id=145&page=17
記事の日付:2010年7月15日
日本語訳: Yoshi (今回は、おおざっぱに訳した部分もあります。ご了解下さい。カラー、太字は訳者による。)

Attending an anti-cult conference isn’t the way most Unificationists would choose to spend the July 4th weekend. But that’s what I did earlier this month, together with my Japanese colleagues, Shunsuke Uotani, an official of the Universal Peace Federation in Japan, and Toru Goto, a leader of the victims of forced conversion in Japan. Throughout my work with the International Coalition for Religious Freedom, I’ve been going to these meetings each year for about a decade -- mainly in order to keep an eye on our movement’s opponents and to get a sense of what they may be planning against us. In the process, I’ve also come to understand that the “cultic studies” movement is not at all monolithic. It includes a wide spectrum of psychologists, academics, and activists, ranging from vehemently anti-Unification Church (UC) deprogrammers to fair-minded professors.

(おおざっぱな訳)2010年7月4日の週末、日本UPFの魚谷氏と後藤徹氏と共に、反カルト会議(ICSA Conference)に参加した。私は、過去10年間この会議に参加して来た。それは、主に彼らの動きを監視するためだ。しかし、「カルト研究」の運動は、一枚岩ではなく、心理学の分野、学者、活動家、熱烈な反統一教会のディプログラマーから、公平な視点をもった教授までを含んでいることが分った。

In most of my previous expeditions into the world of anti-cultism, I had ventured into these meetings as a lone reconnaissance officer behind enemy lines. However, I never hid my identity as a Unificationist, and soon came to learn that some folks were interested in real communication, not just venting their hostility against the “Moon cult.” The International Cultic Studies Association (ICSA) in particular has provided a number of opportunities for constructive dialogue.

(おおざっぱな訳)過去のこれまでの遠征では、私は敵の前にたった一人の孤独な闘いに出向いていた。しかし、私は統一教会員であることを隠さなかった。すると、ある人たちが、「ムーンカルト」に対する敵意ではなく、真実の交流を求めてくるようになった。ICSA(International Cutlic Studies Association = 国際カルト研究協会)は、いくつかの建設的対話の場を提供してくれた。

At the same time, this conference has regularly featured sessions led by the anti-UC lawyers’ group in Japan, known as the National Network of Lawyers Against Spiritual Sales. The reaction of these anti-UC speakers when I introduced myself was somtimes amusing. One anti-UC university professor simply responded, “Your kidding, right?” when I told him I was a current member. Another participant, a long-haired, Japanese ex-UC member who is now a chain-smoking Christian pastor ministering mainly to other ex-UC members, said: “Right now I am having mixed emotions toward you!”

(おおざっぱな訳)同時に、この会議は、日本の反統一教会の弁護士グループ(全国霊感商法対策弁護士連絡会)のセッションを取り上げていた。私が、私自身を彼らに自己紹介した時の彼らの反応は愉快だった。「私が現メンバーである」と、一人の反統一教会の教授に自己紹介したら、「冗談でしょ?」と言って来た。別の参加者で、長髪で、元UCメンバーで、ヘビースモーカーで主に他の元UCメンバーの面倒をみてるというクリスチャンは、「私は、今や、あなたに対して複雑な気持ちです。」と言ってきた。

Toru Goto Stands Up for Freedom
後藤徹氏、自由のために立ち上がる


During the last two ICSA meetings, I was not the only current UC member in attendance. Last year I was joined by Richard Bach, an attorney and a second-generation Unificationist, of the United States and Sam Nagasaka, a victim of forced conversion, of Japan. This year, Japan sent Mr. Goto and Mr. Uotani. This most recent ICSA meeting in Fort, Lee New Jersey from July 2-3 yielded some promising results.

過去2回のICSA会議は、統一教会メンバーの参加は私だけではなかった。昨年は、弁護士でありUC二世のRichard Bach氏と、日本から、拉致監禁被害者のSam Nagasaka氏が参加した。今年は、日本から、後藤氏と魚谷氏がやってきた。今年の、ICSA会議はニュージャージー州のフォートリーで開催され、いくつかの成果があった。

Mr. Goto’s presence there was significant, their anti-UC lawyers and their allies in Japan long have denied that deprogramming exists. By their lights, the violent confinement of Unification Church members in prison condos for months or years at a time is just a friendly conversation between friends and family. When their victims (i.e. “clients” with tort claims, in legalese) renounce their affiliation with the Unification Church, they are urged to sign formal statements averring that force or coercion were ever a factor. Mr. Toru Goto is an anomaly. Unlike his brother and sister-in-law, he held out against their coercion for more than 12 years and very nearly died of starvation. Standing tall and proud at the ICSA conference, his very presence was living proof that kidnapping and confinement of UC members persists in Japan.

後藤氏の存在は大きかった。日本の反統一教会弁護士とその取り巻きはディプログラミングが存在することを否定していた。彼らの見方によれば、何ヶ月も何年も暴力的なマンションでの監禁は、家族と友人のフレンドリーな対話ということになる。被害者(彼らにとっては、顧客)が、統一教会を辞める時には、外力が要因ではないという書類にサインをさせられた。後藤氏は、例外的である。彼の兄や、兄嫁とは違い、12年もの間、ほとんど餓死寸前になりながらも、強制力に屈しなかった。後藤氏は、会議で堂々と誇り高く、日本の拉致監禁の生き証人だった。

From Mr. Goto’s viewpoint, the highlight came during the Friday session by the anti-UC lawyers’ group, entitled “How the Government, Lawyers, Citizens and Victims are Trying to Tackle the Issues Concerning Controversial Groups, Especially the Unification Church, in Japan.” Most of the session dealt with the “spiritual sales” issue, but one presenter, “anti-cult activist” Eiko Suzuki, mentioned our campaign against kidnapping and confinement. He expressed the opinion that the main reason for this activity is to distract people from the church’s “illegal” behavior in fundraising and recruiting. He even showed a slide of our pamphlet with Mr. Goto’s picture on the front. At that point I interrupted to add that Mr. Goto was actually right there in the room. Mr. Suzuki then politely introduced Mr. Goto, which resulted in a lot of people speaking to him afterward. During the question period, I gave a brief rebuttal to Mr. Suzuki’s claim. “If you want to claim the moral high ground,” I declared, “you need to speak out against kidnapping and confinement.”

後藤氏によれば、ハイライトは金曜日の反統一教会弁護士グループによる「いかに政府、弁護士、市民、被害者が問題のあるグループ、特に統一教会に関する問題に取り組んでいるか」という分科会だった。ほとんどの時間は霊感商法に費やされた。しかし、鈴木エイトという反カルト活動家が、拉致監禁問題について触れてきた。彼は、「拉致監禁キャンペーンは、教会の違法な経済・伝道活動からそらすためのものだ」との意見を述べた。さらに、後藤氏の写真が写っているパンフレットのスライドを見せてくれた。その瞬間、私は「その後藤氏は、この部屋にいます」と、発言した。鈴木氏は、丁寧に、後藤氏を紹介した。そのことにより、多くの人が、あとで後藤氏に話しにやってきた。質疑応答時間に、私は鈴木氏に対し、「もし、あなたが、高い道徳的立場を主張したいなら、拉致監禁に対して、強烈に反対しなければならない。」と短い反論をたたきつけた。

Deprogramming Topic Proposed for ICSA 2012
ICSA2012年会議にディプログラミングの分科会を提言


Mr. Goto’s impression of the session was conveyed by email this way: “Although the Japanese Lawyers at the ICSA conference take a rhetorical stand against deprogramming, they have collaborated with deprogrammers when ex-members filed lawsuits against the Unification Church. They surely know about the cruel practice of deprogramming. I can't help but be outraged at their disingenuous attitude. I also felt like they were horrified by the fact that I was standing in front of them.”

後藤氏は、会議の印象をEmailで次のように伝えてきた。「日本の弁護士達は、ディプログラミングに対して口先だけのスタンスをとっているけれども、元UCメンバーが統一教会に対して裁判を起こす時、弁護士達はディプログラマーと協力している。彼ら(弁護士達)は、ディプログラミングのひどい実態を知っている。彼らの、腹黒い態度には憤慨せざると得ない。そして、私が彼らの前に立っていたという事実に、彼らは怯えているようだった。

After the session, Mr. Goto, Mr. Uotani, and I spoke with ex-UCer and former deprogrammer Steven Hassan, whose book Combating Cult Mind Control (translated into Japanese) Mr. Goto was required to read during his 12-year confinement. Since Mr. Hassan has renounced deprogramming himself, he expressed dismay to hear that his book is still being used to justify kidnapping and confinement. In 2000, he wrote that: “Any approach to help cult members should be one of love, compassion, and positive communication, not force… There is always another way [than kidnapping and confinement] that would have been less traumatic.” Mr. Hassan told our delegation that he is willing to write a public letter to make it clear that his book should not be used to justify holding people against their will. We will be following up with him on this.

セッション後、後藤氏、魚谷氏、そして私で、もと統一教会メンバーであり、元ディプログラマーであるスティーブン・ハッサン氏あった。かれは、日本語にも訳されているが、Combatting Cult Mind Cotnrol (日本語訳=マインドコントールの恐怖)という本を書いた。後藤氏の監禁中に読まされた本である。ハッサン氏は、ディプログラミングを放棄していたが、彼の本が未だ日本の拉致監禁を正当化するために用いられていることを知って遺憾の意を表した。彼は。2000年に、「カルトメンバーの救出のためのアプローチは、力ではなく、愛情と、思いやり、そして好意的な感情的つながりによるべきである。拉致監禁による方法ではなく、もっとトロウマをより与えない、別の方法が常にある。」ハッサン氏は、私たち代表に、彼が、彼の著作が人々の意志に反しての監禁の正当化に利用されるべきではないことを明確にするため、公開書簡を喜んで書くと言った。この件に関しては、追跡するつもりだ。

Mr. Uotani and Mr. Goto also met a number of the conference organizers and speakers. Notable among these were Dr. Michael Langone, president of ICSA, and Mr. Michael Kropveld, head of Infocult/Infosect--the American and Canadian co-sponsors of the conference. We proposed to hold a session on deprogramming in Japan during the next conference. They took our materials and agreed to consider the idea. We will make a formal proposal soon.

魚谷氏と後藤氏は、会議のオーガナイザーやスピーカーとも会った。ICSA会長のマイケル・ランゴーン氏、Infocult/Infosect代表のマイケル・クロップベルド氏も含まれている。私たちは、来年の会議で、日本のディプログラミングについての分科会を開くよう要請した。かれらは、私たちの準備した資料を受け取り、その提案を考慮するよう同意してくれた。私たちは、正式な要請をすぐに出す予定である。

Also during the conference, Dr. Eileen Barker, a professor at the London School of Economics, one of the world’s leading experts on new religious movements, gave a talk entitled “What’s the Difference? Brainwashing, Mind Control, Influence, Education and/or Enlightenment?” Dr. Barker reported on her extensive research on the Unification Church and refuted the idea of “mind control” and “brainwashing,” pointing out that UC members appear to be quite free to decide whether or not to join the group, as well as whether to leave it once they join. Dr. Barker is currently researching second generation issues in the UC in preparation for the new edition of her ground-breaking study, The Making of a Moonie.

また、会議では、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの教授であり、新宗教運動研究の世界的リーダーであるアイリーン・バーカー博士が、「違いは何か?洗脳、マインドコントール、影響、教育と啓蒙」というタイトルでスピーチを行った。バーカー博士は、統一教会についての詳細な調査について報告し、マインドコントールと洗脳の考えを論破し、統一教会員は、入会するかどうか、そして入会後の退会は、きわめて自由にできるようだと指摘した。バーカー博士は、現在は、The Making of aMoonie (ムーニーの成り立ち)の続編の準備のため、統一教会の二世についての研究を行っている。

One more hopeful sign during the ICSA meeting was a three-part series entitled: “How to Bring about Change in Controversial Groups: Overview and Examples.” These sessions featured a fascinating dialog between Anutama Dasa of ISKON (Hare Krishna) and Michael Kropveld of Infocult/Infosect, covering recent reforms in the Krishna movement. Such models hold promise for similar dialogues between ICSA and the UC.

ICSA会議でも一つの希望を感じた分科会は、「問題あるグループに変革の起こし方:概観と例」ハレ・クリシュナのAnutama Dasa氏とInfocult/InfosectのMichael Kropveld氏の対話があり、Krishna運動での最近の変革が取り上げられた。このようなモデルは、ICSAと統一教会との似たような対話にも期待できる。

The Book of Ecclesiastes reminds us that “to everything there is a season… a time to love and a time to hate, a time for war and a time for peace.” Has the time arrived for us to make peace with the anti-cult movement? This question cannot be answered with a simple “yes” or “no.” We need to continue fighting for our rights when they are violated, as is the case currently in Japan, where members are still being kidnapped and forced to renounce their faith while the police and prosecutors turn a blind eye. At the same time, as our conversation with Steve Hassan shows, both we and our former enemies have matured during the last two-three decades. Even if it is not yet a time for peace, we can always take Jesus’ advice to “Love your enemies and pray for those who persecute you.”

(ちょっとおおざっぱな訳)反カルト運動と仲良くする時期が来たのかと問われれば、YesともNoとも答えられない。日本の拉致監禁問題のように、私たちの権利が侵害されれば、闘い続ける。同時に、スティーブ・ハッサンとの対話のように、過去20-30年の間に、昔の敵との関係は成熟してきたのかもしれない。今はまだ平和の時ではないにしても、「あなたの敵を愛し、あなたを迫害する敵のために祈れ」というイエス・キリストの言葉は、心に刻んでおく。

Contributed by Dan Fefferman, the president of the International Coalition for Religious Freedom. Web Site: www.religiousfreedom.com
国際宗教自由連合ダン・フェフェーマン氏による寄稿
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次回の記事で、2011年ICSA会議の参加者、分科会の詳細、ICSAについて、ICSAの拉致監禁(ディプログラミング)に対する姿勢等、お伝え致します。

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2011年06月21日

CESNUR 2011国際会議 後藤徹氏分科会でプレゼン

今日から台湾の、Aletheia大学で、3日間の予定(6月21日〜6月23日)で、CESNUR(Center for Studies on New Religions)の国際会議が開催されている。この国際会議は、新宗教についての国際会議で、毎年開催されており、世界中から宗教学者が参加している。今回のテーマは、「世界化した東洋における新宗教:台湾、東アジア、世界」である。

昨年はイタリアのトリノで開催され、後藤徹氏も、アメリカのフェファーマン氏と共に、プレゼンテーションを行った。昨年の様子は、次のページで。
http://humanrightslink.seesaa.net/article/164243866.html


今年のその会議のプログラムをみると、非常に興味深いことがある。
http://www.cesnur.org/2011/dan_programme.html

全部で12の分科会(Session)が開かれるが、その第七分科会(セッション7)は次のようになっている。
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Wednesday June 22, 2011
10,30-13,00 / Session 7
The Unification Church: A New Religion Coming of Age

Chair: Eileen BARKER

"As a Peace-Loving Global Citizen": A Review of the Autobiography of the Rev. Sun Myung Moon
George CHRYSSIDES (University of Birmingham)

Update on the Succession Struggle in the Moon Family
James BEVERLEY (Tyndale Seminary, Toronto)

Recent Developments on Deprogramming in Japan (2011)
Dan FEFFERMAN (International Coalition for Religious Freedom, USA) and Toru GOTO (Unification Church, Tokyo)

"Lost Youth" Compensation Cases and their Relation to Forced Conversion in Japan
Shunsuke UOTANI (Universal Peace Federation, Tokyo)

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6月22日(水)のセッション7(10:30-13:00)で、「統一教会:成人した新宗教」というテーマの分科会が行われる。分科会の議長は、アイリーン・バーカー教授である。バーカー教授は、新宗教に関するトラブル解決のための活動によって、2000年2月「大英帝国第四級勲爵位」を受けている。次のサイトで、宗教ジャーナリスト室生忠氏とバーカー博士との対談が掲載されている。
http://www7.ocn.ne.jp/~murou/scope/scope1/interview.html

さて、その分科会の3番目に登場するのが、国際宗教自由連合のフェファーマン会長、と後藤徹氏である。「日本におけるディプログラミングの最近の進展」と題して、プレゼンテーションが行われる。

そして、4番目に登場するのが、東京の Universal Peace Federation のShunsuke UOTANI氏である。(私の理解に間違いがなければ、UOTANI氏は、後藤さんの通訳も兼ねていると思う。)UOTNANI氏は、「日本における"青春を返せ"損害賠償裁判と強制脱会との関連」という題で、プレゼンテーションを行う。

ちなみに、第七分科会の、一人目は、George CHRYSSIDES氏 (Birmingham大学)で、「文鮮明師の自伝『平和を愛する地球人として』についての考察」であり、二人目はJames BEVERLEY氏 (Tyndale神学校, Toronto)で、「文ファミリー後継問題 最新情報」である。

プログラムを見た感じでは、分科会の半分(単純に計算して1時間45分)が拉致監禁問題に、あてられていることになる。昨年のトリノよりも、多いのではないだろうか? 主催のCESNURや参加学者達が、より興味を示しているということだろう。

ここまで書いて、思い出したことがある。昨年のトリノ会議では、参加していた日本の山口貴弁護士が、会議中にいきなり大声を発し、ひんしゅくを買った事だ。プレゼンされた事に反対を唱えることはもちろん必要で、貴重な事であるが、方法をわきまえないと、国際会議では受け入れられない。参加者が知りたいのは、拉致監禁、宗教迫害があったかどうかである。日本なら大声を発した人が勝つのかもしれないが、国際社会では通用しない。

その山口弁護士の失態も、今回の会議で、拉致監禁についてのプレゼンの時間が増やされている事に、大いに関係していると思う。

山口弁護士は、今年も参加されているのだろうか?もし、そうなら、どんどん発言して欲しい。「この方法でしか、邪悪な統一協会から、そのメンバーを救うことができない。」と、日頃思っていることを、はっきり言えば良いことである。ご健闘を祈りたい。

しかし、彼らが、表に出れば出るほど、窮地に追い込まれて行くようである。別の言葉で、「墓穴を掘る」とも言う。山口弁護士、今回は墓穴を掘らないように、少なくとも、いきなり大声で叫んだりしないようにね。


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2011年06月16日

アメリカ統一教会本部、後藤さんの民事裁判にいて報道

記事タイトル(原文):Toru Goto Reveals Documents in Lawsuit against Faithbreakers
タイトル日本語:後藤徹氏、信仰破壊者に対する裁判での書類を公開
出典URL:http://www.familyfed.org/news/index.php?id=263&page=1&apage=1
記事の日付:2011年6月15日
日本語訳: Yoshi

今回の記事は、アメリカ統一教会のウェブサイトにて、発表になった記事です。日本では「拉致監禁被害者後藤徹氏の裁判を支援する会」のメンバーにより、ブログ「拉致監禁by宮村の裁判記録」が運営され、裁判資料が公開されています。そのブログで掲載された、後藤氏の陳述書が英語訳され始めたのをきっかけに、ダグラス・バートン氏が、記事にした模様です。

申し訳ありませんが、今すぐには、すべてを日本語訳する時間がありません。少しずつ、やっていきます。あるいは、上記、出典URLをクリックすると、オリジナルの記事、写真を見ることができます。


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Mr.Toru Goto, the best-known victim of abduction and confinement by paid forced-conversion experts, recently posted his depositions to a Tokyo Court that is hearing his complaint against professional confinement experts who helped imprison him for 12 years and five months. Of the 7-part deposition, the first four parts have been translated into English and posted on the blog titled “Human Rights Violations in Japan,” at here.

職業的強制改宗家による拉致監禁の被害者として、最もよく知られた後藤徹氏は、最近、東京の裁判所へ提出した供述書を明らかにした。裁判では、彼の12年5ヶ月の監禁に協力した職業的監禁のエキスパートに対する後藤氏の告訴を審問している。7項目の供述書のうち、最初の4項目が英語に翻訳され、“Human Rights Violations in Japan(日本の人権侵害),”と名付けられたブログに投稿され、ここで読むことが出来る。

As reported by the Unification Church, Mr. Goto filed a civil suit against the so-called deprogrammers in February 2011.

(アメリカ)統一教会が報道したように、後藤氏は2011年2月に、いわゆる強制改宗家に対し、民事訴訟を起こした。

Two hearings in Tokyo District Court have been held, the first on March 22, 2011 and the second on May 17, 2011. The sessions were held for submission of the documents of the plaintiffs and the defendants and to determine the next hearing dates. The next two sessions will be held on Aug. 16, 2011 and Oct. 11, 2011.

すでに、裁判は2回行われており、最初は2011年3月22日、2回目は2011年5月17日だった。2回とも、原告・被告、双方からの書類提出、次回の裁判の日程の決定の調整のために開かれた。次は、2011年8月16日、その次は2011年10月11日となる。

Mr. Goto’s depositions indicate that the abduction problem for the Unification Church was much worse in the early 1990s than it is today.

後藤氏の供述書によれば、統一教会の拉致監禁問題は、現在よりも、1990年代初期のほうがひどかったと指摘している。

Mr. Goto writes: “For three years, from 1990 to 1992, 941 members went missing. 233 members out of 941 returned to the church. According to the survey of the 233 members, they were kidnapped and confined against their will in an attempt to break their faith. In 1992, only one year, there were 375 missing members. On average, more than one member was kidnapped and confined daily.” The number of abduction victims reported by Unification leaders in recent years has been from 12 to 14.

後藤氏は、こう供述している。



(すみません・今日はここまで。続きは、また日を変えて。できるだけ早く、後藤さんの陳述書の英訳Part 2 を少しでも早く終わらせたいので。)

Mr. Goto has stated that he believes his own family spent up to $1 million to break his faith over a 12 year period. As has been reported, the fees charged by Japanese deprogrammers, which usually includes a team of Christian ministers and de-conversion experts, start at about $40,000. It is estimated that the deprogramming units, usually working with the cooperation of law firms that sue the Unification Church after a member renounces his or her faith, have charged parents and relatives of Unificationist victims fees of which the aggregate far exceeds $100 million. Japanese lawyers reportedly have boasted at academic conferences that they have won hundreds of millions of dollars in “lost-youth” cases advanced on behalf of former Unification Church members. In all cases, the lawyers have denied that coercion was used to confine the members who were persuaded to leave the Unification Church.

The defendants facing the lawsuit of Mr. Goto have insisted that Mr. Goto was not held against his will and that he starved himself voluntarily after he left the apartment where he says he was confined, according to Mr. Luke Higuchi, president of Survivors Against Forced Exit (SAFE), a group that is exposing the religious freedom scandal in Japan.

There are approximately 100 Unification Church members in Japan who fear that they are at great risk of being abducted and coerced to renounce their faith, according to Mr. Higuchi.

Contributed by Douglas Burton
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更新状況:
2011-06-16夜:とりあえず、原文のみアップ
2011-06-17夜:前半終了

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posted by 管理人:Yoshi at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 後藤徹氏 民事裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

ブログ紹介:正義の仮面を剥ぐ

今、後藤徹氏の裁判の陳述書の英語訳をしている。後藤徹さんが陳述書の中で言おうとしている事が、いつのまにか、訳しているうちに、私が、そういう状況になっている気持ちになってしまう。たとえば、京王プラザホテルの部屋で、窓ガラスを割ろうと思って椅子を持ち上げたけれども、思いとどまった場面とか、脱会説得工作に同行させられて、その人を助けてあげたいけど、何も出来なかった場面とか・・・後藤氏の陳述書をはじめ、裁判資料は、このサイトでアップされている。
http://antihogosettoku.blog111.fc2.com/


後藤さんの陳述書の中で、いつも出て来るのが、裁判では被告の一人である宮村峻である。「白い旅団」という投稿者の方から、本日、早朝に下記のコメントを頂いた。「正義の仮面を剥ぐ」というブログの紹介である。なんと、タイムリーなブログなんだろうか。投稿名は「白い旅団」であるが、「旅団」からしたら、同じ志を持った複数の人々かもしれないし、あるいは、ひとりでされていることかもしれない。しかし、これだけの記事を書くためには、かなりの時間と労力を費やした事だろう。以下、「白い旅団」さんの投稿を紹介したい。


「白い旅団」さんの投稿
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鬼畜、宮村の正体が暴かれました。

http://miyamurakirai.blog104.fc2.com/blog-entry-1.html

http://blogs.yahoo.co.jp/miyamurakirai/4279660.html

http://blog.livedoor.jp/miyamurakirai/

http://miyamurakirai.jugem.jp/

Posted by 白い旅団 at 2011年06月07日 04:53
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私が、一番、感銘を受けたのは、三島市在住の高杉さんのコメント部分である。以下、「正義の仮面を剥ぐ」から引用。

静岡県三島市在住の高杉昌彦さんは言う。「私の娘もこの宮村に人生を無残に変えられた!!宇佐美君はもしかしたら前科者になるかも知れない。しかし、工藤さんには私の娘のような目には絶対に逢わす訳にはいかない。もうずいぶん前になるが、私の元に一通の手紙が届き、いぶかしく思いながら読んでみるとW弁護士からのもので、「貴方のお嬢さんが新興宗教に入られ大変な事になっている。ついては某日、相談会を催すので一度相談したらどうか」という内容だった。驚いた私と妻は、その相談会に行き、そこで宮村と初めて会った。宮村は私達が余りの費用の高さに躊躇していたら「娘を救うのに何を迷っているんだ」と大声で怒鳴り、何が何だか分らないまま「依頼」をしたのだが、結果は財産を失った挙句、娘は宮村の愛人になって仕舞った。或る時私は宮村に対し「あんたの妾にするために娘の事を頼んだんじゃない」と抗議したが、宮村はせせら笑って何も返事をしなかった。

写真の女性は私の娘と同名で「葉子」さんという。最近宮村が最も執着している愛人の一人である。本名「村田葉子」さん。やはり宮村の手で拉致され、信仰を奪われた挙句、宮村の毒牙にかかったのだと聞く。葉子さんは宮村の自宅近くに住み、毎晩の様に訪れる宮村の夜の相手をしている。私の娘のよう子は宮村の愛人となり、今は「杉本」という偽名で宮村グループの一人、Y弁護士が事務局長をしている「被害者の会」(全弁連)事務所で働かされている。

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引用終わり


しかし、衝撃的なブログである。もし、あなたが、宮村峻氏と関わったことのある人なら、必読である。あなたに見られたくない写真も載ってるし・・・


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posted by 管理人:Yoshi at 22:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 拉致監禁グループ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする